フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

毎年恒例、田植えのお手伝い。

 毎年恒例の米農家さんの田植えの手伝いに行ってきました!

 

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こちらは佐久のブランド米「五郎兵衛米」で有名な浅科地区の米農家さんのお手伝いです。

 

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基本的には4月から育てたを田んぼから上げる「苗上げ」と、上げた苗を植える予定の田んぼに持って行って放り込んでおく作業の繰り返しです。

あとは田んぼの水の管理。

 

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泥に入ると足を取られますし、田んぼに伏せてある育苗トレイはしっかり泥にくっついて離れません。

取れても重い。。

普段は運動不足ですから、このしんどさが体に沁みます。(本当に良い筋トレです。)

 

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初日、2日目は4月上旬の気温で寒くて大変でしたが、3日目は見事なまでの快晴でした。

天気の良い日の野良仕事は気持ちがいいですね。

 

野良仕事の合間のお茶時間も地元の方々との良い交流時間ですし、お昼ご飯のご飯がまた美味しいです。(米農家さんのお弁当なので当たり前?)

おにぎりがこんなに美味しく感じるシュチュエーションも無いわけで、人の美味しいと感じるプロセスは考えるのは自分の仕事にも通じますね。

 

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今週は出張料理のキャンセルもあって、いつもより日数長めです。

昔はこの地域では田植えや稲刈りは一家総出でやりましたし、こうした地域の関わり合いもいざと言う時に必要だと思います。

コロナで食糧不足も話題に出始めていますから、日本人としては米はしっかり作りたいですね。

長野なら米と味噌と野菜があれば何とかなるかと(笑