フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

Maisonで食事。

パリ初日のランチに渥美シェフの「Maison」に行ってきました!

 

f:id:monsieur0204:20230323164104j:image

 

場所はレピュブリックからバスティーユの間くらい。

 

f:id:monsieur0204:20230323164314j:image

 

パリのど真ん中でこの箱が凄いなと。。

 

f:id:monsieur0204:20230323164356j:image

 

f:id:monsieur0204:20230329011041j:image


渥美シェフの自由な発想から、ピザ窯、熾火を駆使した明解で素晴らしい料理。

 

f:id:monsieur0204:20230323164526j:image

 

ホタテもピザ窯や熾火で火を入れると全く違いますね。


f:id:monsieur0204:20230323164534j:image

 

ストーヴで火入れしたセロリ・ラヴにトリュフ。

こちらも丸ごとストーヴにいれて、ゆっくり火入れした物を切り分け。(だと思います。)

 

f:id:monsieur0204:20230323164612j:image

 

セロリ・ラヴにトリュフとこちらのワインのマリアージュが秀逸。

今回1番のマリアージュ



f:id:monsieur0204:20230323164544j:image

 

マトウダイ

こちらも丸ごとを熾火で火入れして切り分け。


f:id:monsieur0204:20230323164551j:image

 

乳飲み仔羊を部位ごとに切り分け。

 

f:id:monsieur0204:20230329011056j:image

 

一緒に季節のモリーユ茸と。


f:id:monsieur0204:20230323164558j:image

 

貴重なグラッパも食後に頂きました。

非売品らしいです。


f:id:monsieur0204:20230323164604j:image


余計な飾りを廃したシンプルな料理ですが、どれも間違いなく美味しい。。

料理に合わせるペアリングのワインも、そのマリアージュに唸りっぱなし。
自分は一応、少しはワインも分かるのでいつもならワインリストから選びます。
ワインリストから飲みたいワインが無い場合の妥協策がペアリングだったりするんですが、こちらは竹林さんがいるので迷わずペアリング。
日々変わるシェフの料理に、よくあれだけピッタリ合わせるなと、、凄過ぎます。

 

f:id:monsieur0204:20230323165406j:image

 

カウンターのど真ん中でスタッフの軽快な動きを眺めながら、美味しい料理にワイン。
店名「Maison(メゾン)」(家)の通りに友人宅に招かれての食事のような居心地の良さ。
料理やワインが美味しいのは勿論ですが、1番の印象は「楽しかった。」

自分が長野で店をやるならの理想系をいつも考えていますが、参考になる点があり過ぎて大興奮なランチでした!