フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

最近の畑仕事色々。

先日、雨予報の前に慌ててジャガイモ掘りをしました。

 

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農家さんだと機械で掘る様子を見た事があるのですが、手掘りだとなかなかしんどい作業です。

 

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鍬で傷を付けないように慎重に少しずつ掘っていきます。

掘り終えたら良い物、少し悪い部位のある物、うっかり傷を付けてしまった物に分けて使う順序を付けて袋詰め。
こちらは仕事で使わない自家用なので、室に入れて来年までずっと使います。

買えば簡単ですが、自分で収穫は嬉しいものですね。

 

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こちらは来年に向けて準備した玉葱の苗。

 

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耕してからマルチを敷いて植えていきます。

かなり地味な作業、、。

 

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少なく見えますが、これで600本です。

玉葱はありきたりの食材ですが、やはりプロの育てた物は違うな、と思います。
出張料理用は馴染みの農家さんから購入していますが、本当に出来た玉葱のクオリティーが違います。
自分で作ってみて見える所もありますね。

 

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夕食用のほうれん草はなかなかの出来栄え。
種を撒いたちぢみほうれん草も楽しみです。

 

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何も手入れをしていない割には大きな実のなるウチの栗の木。

 

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虫に食べられる前に回収しました。

 

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あまり量も無かったので、火を入れてマロンペーストにして仕事に使います。

白馬の仕事が始まる11月下旬以降は使いませんから、それまでに使い切ります。

 

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今年は雨が少なかったせいか虫も付かず良い出来のラフランス。
コンポートにしたりキャラメルで炊いたり、好きに楽しんでいます。

 

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残りはいつものように果実酒に。

左はプルーンでは最後の出荷になるプレジデント。

 

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プルーンでは一般的な物はサンプルーンだと思いますが、こちらはそれよりかなり大きめ。

色も味わいも出易く、果実酒には良いフルーツだと思います。

 

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フランス帰国時から毎年色々な果実で仕込んでいますが、1番古いので2013年物です。

 

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草むしりをした雑草の山からセルフィーユが生えてきました。
畑の零れ種より成長が早いのは栄養のせいでしょうか?
根から抜いてスプライトで使用しています。

 

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たわわな柿も何とかしたい。
毎年、柿酢は失敗するのですが、何方か作り方のアドバイスをお願い致します(笑