フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

長野の人気ワインを考える。

「シャトーメルシャン」は山梨のワイナリーのイメージで、自分は長野の小規模ワイナリーばかり扱っているので今迄あまり購入していませんでした。(オムニス、シラーくらい)

 

f:id:monsieur0204:20181011011429j:image


f:id:monsieur0204:20181011011423j:image

 

さすがにこれから椀子にワイナリーが出来てNAGANO WINEになりますから、しっかり抑えておかないと。

シラーや今年のソーヴィニョン・ブランは争奪戦でしたが、何とかシラーは購入出来ました。

 

f:id:monsieur0204:20181011011512j:image

 

そもそもこんな発売日に行列の出来るワインは出来るだけ地元の酒屋さんやレストランが持つべきだと思うんですけどね。

こうした人気のワインがあれば、購入や飲みに来るそこまでの交通費やレストランに使われる食材など、地元にお金が落ちる流れが作れます。

問題はNAGANO WINE推しのレストランがほぼ無い事でしょうか。(未だに他国のワインを扱うレストランばかり、、。)

こんなワインを出して貰える努力をしているレストランも必要ですね。

動きの速い都市部のレストランは既にオリンピックに向けて人気の日本ワインは買い貯めている様子。

自分が扱いたいワインはしっかり抑えておきたいと思います。

 

f:id:monsieur0204:20181011011551j:image

 

久しぶりの地元飲み会。

最近、NAGANO WINEを開ける事が多かったので、蔵を物色して今回はRenaud Boyerのサン・ロマン'15。

色調薄っ!と思いましたが香り、果実味爆発。

こういうワインは好きですし、長野ならあの生産者とあの生産者か、、と想像したり。

 

蔵にはフランスから仕入れたワインが沢山ありますから、美味しいワインを飲んでの地元の底上げもしっかりやりたいと思います(笑