フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

THE APOLLOで食事。

所用で東京に出たので、フランスから一時帰国している友人とランチに銀座「THE APOLLO」に行ってきました。

 

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銀座の東急プラザ11Fにあるモダンギリシャ料理のレストランです。

自分が日本に居る間はあまりフレンチを食べに行かないので、店選びにその辺りの配慮もあったみたいです。

 

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オープンキッチンにBarの裏にはシェフズテーブルもあります。


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見晴らしの良い解放的な空間に160席。

北欧系の内装がまた洒落ています。

それにランチはラストオーダー無しの通し営業なので、昼からワインを飲みながら話し込めます。(これが今回では重要でした!)

 

メニューはアラカルト中心、ラストオーダーやランチクローズの時間を気にしないで滞在出来るので、使い勝手の良いレストランですね。

 

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ワインは特別に持ち込みを許可して頂いたので、ウチの蔵からラヴノーのモンテ・ド・トネル'08。

いまいちラヴノーの'08の開け時が分からなかったので、良い機会なのでとりあえず1本開けてみました。

もう少し寝かせられたと思いますが、それでも十分美味い(笑

 

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インゲン豆のディップ。

豆と酸のこうした味付けはパリで自分も作っていましたね。

バスクの料理だと思いますが、イカとチョリソーを合わせていました。


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こちらでは箱に入れられたギリシャのパン「ピタ」に付けて頂きました。


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スズキのセヴィーチェにクスクス、赤いのはザクロです。


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タコは一緒に行った相手がこの料理が好きという事で、、。

オレガノ、チリ、ガーリック。


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メインは仔羊を食べたかったのですが、持ち込みでラヴノーを飲んでいたので魚料理にしました。

ワインに合わせて鯛の包み焼きにフェンネル、ケッパー。

 

こうした洗練された美味しいギリシャ料理はあまりフレンチの組み合わせに無い物ばかりで自分にとっては◎。

それに酸味の効いた味付けが多いので、暑い夏に食べる食事としては勉強になるところがありますね。

 

通し営業のおかげで昼からワインを飲みながら、友人と飲食フリー談義に盛り上がりました。

 

後でFacebookに投稿したところ、サガナキチーズは食べなかったのか?レモンパイが美味しい!等、色々と勉強不足で食べ損ねた料理がたくさんあるみたいなので、機会があればまた伺いたいと思います。