フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

東御のワイン生産者勉強会に参加。

東御のワイン生産者の勉強会に参加させて頂きました。

 

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持参はドーヴィサのセシェ'01と

 

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ムーランナヴァン'71

 

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ドーヴィサはシャブリの2大巨頭(もう1つはラヴノー)と思いますが、比較的ラヴノーと比べたら購入し易いです。

クラシックな作りなので、やはり10年は寝かせたいですね、、。

手に入る分、案外早い段階で飲まれてしまっている印象はありますね。

 

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ドーヴィサは2回訪問していますが、その時に飲ませていただいたセシェ’01が最高でした。

 

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こちらはブルゴーニュ訪問時にたくさん見つけたので購入した物。

スルスル飲める自然派ワインも好きなんですけど、こうしたクラシックなワインも好きなんですよね。


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こちらは2年前にパリでPassage53の佐藤シェフと飲んで1本頂いた物。

熟成したガメイを知る良い教材になると思いましたし、是非地元の生産者と飲みたいと思っていました。

 

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料理人が料理について話す内容の様に、ワイン生産者の方々のお話がマニアック過ぎて面白い。

料理人にはさっぱりですがちょっとした香りや味わいで、そのワインが出来た過程を見て取れるんですね。

美味しい料理を食べた時に、その作り方を考える料理人の様です。

 

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ちなみに今回の自分的な驚きは都農ワインさんの「テンプラニーリョ」でしょうか。

テンプラニーリョ自体を自分が飲んでいないので、日本のそれが素直に驚きでしたね。


フランス時代は毎週末こんな感じでしたが、久しぶりに楽しいワイン会を過ごせました。
この楽しい空間を東信地域の何処に作れればと色々と考えるんですけど、現状は生産者の集まり易い東御が良いかもしれないですね、、。

ただ、自分が作るならピンポイントでここだ!といった場所が思い浮かばない。
飲酒運転も厳しいですから、一般向けにはワイン農泊なんかも流行りそうなんですけどね。

 

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ブラインドで飲んでも「これが日本のワイン⁉︎」といった物が増えてます。
何でも都市部に持っていくのでは無くて、こちらで特産を楽しむ事を通じての地域振興が出来たらと思いますし、そうした中で料理人として力を発揮出来たらとは思います。