Rotisserie du Chambertinでランチ。
ジュヴレ・シャンベルタン村のドメーヌ訪問でしたが、ランチは同村にある「Rotisserie du Chambertin」に行ってきました。
店内を見ても新しいレストランだと思います。
実は自分達が最初の客だったのですが、このあとにはアッと言う間に満席。
人気店ですね、、。
最初のグジェールも形はイマイチですが、味は良いです。
むしろビシッと決めないくらいが、このお店のラフな感じに合っている気がします。
これも抜群に美味しい。
期待以上でした。
ワインはJean-Luc & Eric BurguetのACブルゴーニュ。
実はこのレストランに来る前にDomaine Durochéに寄ったのですが、そちらのワインが凄く良かったのでこちらで頼もうとしました。
探したのですが、全て売り切れ。
価格もそれほど高くないですし、村内での人気が伺えます。
メインはブフ・ブルギニョン(牛肉の赤ワイン煮込み)にドフィノア。
デザートはプロフィットロール。
こちらは店からのサービスで急に出てきました。
急に来てサクッと説明されたので、しっかり聞き取れませんでした。。
モレ・サン・ドニのトラック酒場が閉店してしまったのでランチ難民が増えたと思いますが、こちらもコスパが高くてワインリストも豊富で嬉しいレストランです。
こちらはこの辺りの訪問、試飲があれば必ず来たいレストランですね。
来年もこの辺りの訪問なら、行ってみたいと思います!
ジュヴレ・シャンベルタンのドメーヌ2軒を訪問。
ブルゴーニュ2日目はジュヴレ・シャンベルタン村の2軒を訪問してきました。
「Domaine Duroché」
「Domaine Fourrier」
先ずはデュロシェから。
優れた生産者の薦めるドメーヌはやはり美味しい。
デュロシェは聞いた事も無かったのですが、ジュヴレに無いような薄旨系で完全に自分好み。
1er cruではあまり聞かない畑もあったので、地図で畑の場所を確認しながら試飲していきました。
こちらの8本を試飲しました。
この後に行くレストランでも、ワインリストからデュロシェのワインだけ完売だった事からも地元での人気が伺えます。
食事後はフーリエに向かいました。
初めての試飲室でこちらのラインナップで試飲しました。
誰もが憧れるフーリエのグリオット・シャンベルタン。
この色調が写真から伝わるでしょうか⁉︎(加工無しです。)
フーリエは今飲んでも美味過ぎる事に驚き。
むしろ今の段階であれだけ完成されていると、この先がどうなるか気になりますね。
2日続けてBeauneの和食「ビソウ」さんに同行させて頂きました。
今年も素晴らしいドメーヌに同行させて頂き、本当に感謝です。
ありがとうございました‼︎
シャブリのドメーヌ4軒を訪問。
パリからブルゴーニュに移動しました。
ブルゴーニュ初日はシャブリのドメーヌ訪問をしてきました。
Beauneの和食「ビソウ」さんのワインのピックアップに同行です。
「Domaine Vincent Dauvissat」
「Domaine Français Raveneau」
「Domaine Pattes Loup」
「Domaine de Pisse-Loup」
シャブリの2大巨頭に比較的新しいドメーヌ2軒。
ドーヴィサ、ラヴノー、パット・ルーは久しぶりで2回目です。
ドーヴィサではプティ・シャブリから始まり村名シャブリから1er cru3種にGrand cru2種。
最後にボトルで1er cru フォレ'02。
前回は降りたところで試飲して終わりでしたが、今回は奥まで行けました。
こちらがGrand cruのレ・クロの樽です。
次にラヴノーの試飲。
シャブリなら誰もが憧れる生産者です。
ラヴノーは村名シャブリから始まり、1er cruが5種にGrand cruが3種。
写真はレ・クロです。
村名シャブリを造るようになってから増設された地下セラーです。
以前は階段を降りて左側のこちらで多くの樽が置かれていたと思います。
お昼は目的のレストランがバカンス中で行けなかったので、近所のフレンチレストランで。
シャブリだけに地元のワインが安かったです。
普段はなかなか飲めないラヴノーのワインを頂きました。
次はパット・ルー。
こちらは日本人の方が彫られたそうです。
カラフルなステンレスタンク。
こちらではタンクから数種を試飲。
最後にピス・ルー。
意外と美味しかった'09のワイン。
今年も霜などの冷害に見舞われたシャブリですが、今年の冷害によって18年も葡萄不作を予想しているそうです。
最近のブルゴーニュは自然災害続きですから、来年以降は豊作になれば良いですね、、。
ドーヴィサ、ラヴノーなど、こうしたドメーヌは自分のアポではなかなか入れないですから、連れて行って頂いた「ビソウ」さんに本当に感謝です!
CHRISTIAN DIOR展を観覧。
パリの装飾芸術美術館で開催中の「CHRISTIAN DIOR 大回顧展」に行ってきました。
ディオール70周年を記念したもので、創業者クリスチャン・ディオールが生み出したドレスからイヴ・サン・ローランなどの6名の後継者の系譜まで、300点以上のオートクチュールドレスやアトリエで使用された生地、デッサンなどが展示されています。
東京の友人に薦められて、微妙に時間が空いていたので行ってきました。
開館時間も確認せずに行って着いたのが9時少し過ぎ。
開館時間は11時でしたが、既に並んでいる人達がいました。
友人の話では知り合いが混み過ぎて入れなかったという話を聞いていたので、まだ時間があったのですが並ぶ事にしました。
11時近くになると最後尾が見えないくらいの凄い行列。。
何故か2列目も準備されていましたが、後で聞くとそちらは予約チケットの列でした。
少し値段が高くなりますが、ネットで購入しておくと優先的に入れるんですね。
問題は開館して予約優先で入っていくのですが、その数がやたらと多い。
予約チケットの存在を知らずに2時間も並んでも、いつまで経っても中に入れない始末。
終いには長時間並んだオジさんが入場整理の段取りの悪さにキレて、並んだ皆で「中に入れろ!」の大合唱。
結局、少しずつ予約無しも入れて貰えて、自分もかなり早くに入る事が出来ました。
キレたオジさんには感謝ですが、ゴネ得フランスですね、、。
中の様子を一部だけ。
男の自分が見ても思わずうわっ、と唸ってしまうような美しいドレスの数々。
日本にいる時も百貨店の化粧品売り場など、美の演出を参考に見て歩く事があります。
ドレスのような女性的な美しさの演出も、案外料理の盛り付けに通じるものもありますしね。
友人に勧められて行ってきましたが、大満足の内容でした‼︎
(予約チケット無しで並ぶとかなり待たないと入れないので注意です。)
サンジェルマン散策。
パリ滞在中もワイン回収で色々なワイン屋を巡りましたが、行ったタイミングが週末という事もあるのか先々で店主と客の試飲(飲み会?)に遭遇。
会話に入りながら、開けたワインを色々頂いてきました。
単体で飲めばアンヌ・グロのワインは香りも良くて美味しいんですけど、その前に飲んだ自然派が美味しいからどこか霞みますね、、。
日本ではあまり自然派と言われるワインは飲まないのですが(既に日本で飲んでいる時点で自然では無いと思いますし、雰囲気もあるかと思いますがフランスで飲んだ方が美味しいと思うので。)、やはりフランスで飲む自然派は美味しいですよね。
ブルゴーニュの'15リリース年ですが、とにかく収量が少なかった影響で信じられないくらいに値上がりしています。
何だかあの値段だと気持ち良く開ける気にならないので、こうした安くて美味しいワインをもっと発掘していかないといけませんね。
やはり現地のワイン屋さんはまだ知られていない生産者をたくさん知っています。
ブルゴーニュに限っても有名ドメーヌが美味しいとは限らない訳で、今回は色々と教えて頂きました。
近所の生ハム屋さんで山のような積まれた生ハムサンド。
サンジェルマン界隈では気になるお店なので、ついついこの界隈散策の際には購入してしまいます。
ワインに食事に楽しんだサンジェルマン散策でした。
今年もL'inconnuで食事。
パリ2日目はいつも自分のイベントに来てくださるIさんと今回はパリで合流して、Passage53時代からの友人、檜垣シェフの「L'inconnu(ランコニュ)」に行ってきました。
料理とワインを何品か。
アミューズ後は追加で頂けるキャビアのカッペリーニからスタートしました。
普段はあまり頼まないキャビアですが、素材にこだわる檜垣シェフですから安心して頼めます。
コースの最初から悶絶の美味さです。
ワインですが、白はルイ・カリヨンのピュリニー'07。
昨年はイタリアワインのみのリストでしたが、いよいよ檜垣シェフ秘蔵のフランスワインもオンリストです。
今回は赤をメインにしようと考えていたので村名にしましたが、先代のルイ・カリヨンのワインは村名でも充分なポテンシャルで'07は素晴らしかったです。
魚は的鯛、メインは青首鴨ですが、この日の夜は体調不良だったので檜垣シェフには申し訳無かったのですが小ポーションにして頂きました。
勿論、Passage53で長くスーシェフを務められた檜垣シェフですから、火入れは完璧です。
凄く美味しかったのですが、体調が付いてこなかったのが悔しい。。
赤はイタリアのガヤのバルバレスコ'10にしました。
ご一緒したIさんの思い出のワインという事で迷わずオーダー。
おそらく檜垣シェフとは好みも似ていると思うのですが、自分の料理に合わせるワインはブルゴーニュのような繊細で綺麗なワインを好むと思います。
リストでも沢山のガヤのワインがありましたから、檜垣シェフとしても思い入れの強いワインなんでしょうね。
ランコニュではメインの後にパスタをオーダーしてお腹の具合を調整します。
今回は追加料金をお支払いして、この時期最高の白トリュフのタヤリンを頼みました。
白トリュフにガヤのバルバレスコも最高ですよね。
体調不良で量を少なめにして頂いたおかげで、デザートまで美味しく事が出来ました。
フランスは慣れた旅行ですが、慣れているだけに詰め込み過ぎの日程は反省です。
今回の食事は思いがけずIさんとパリ日程が合ってお食事をご一緒させて頂きましたが、とても良い思い出になって良かったです。
Iさん、ありがとうございました!
檜垣シェフ、ご馳走様でした‼︎
Le Baratinで食事。
パリ初日の夜はビストロの名店「LE BARATIN(ル・バラタン)」に行ってきました。
パリ時代から行きたいとは思っていたのですが、何故か行けていなかったパリの名店。
たまたま友人が夜の時間が空いたのでレストランを探したところ、美味い具合に予約を入れる事が出来ました。
前菜は仔牛の舌、グリビッシュソース。
仔牛の脳味噌と迷いましたが、ちょっと今回は脳味噌は避けました。
友人はバレットのパイ包みでした。
勧められたのでメインは鳩にしましたが、1羽は食べ過ぎですね。(通常は半身くらいだと思います。)
友人は仔羊肩肉でした。
デザートは定番のノワゼットのプリン、タルト・タタンを頂きました。
ワインは店員さんと話して決めるスタイルでしょうか。
結局、Yoyoの赤を選んで頂きました。
夜だから、という点もありますがとにかく量の多いレストランでした!