フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

いよいよ冬シーズンスタート。

白馬にも雪が降って、今日には続々とゲレンデもオープンしました!

 

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まだ八方はこの通りですが、今週はずっと雪マークなのでもっと積もりそうです。

 

予約も入ってきているので、仕込みもガツガツ進めています。

 

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肉業者さんが来る度に100kg近くの肉、肉、肉(笑

 

こちらはカレー用に掃除をして、柔らかく煮込みます。

筋はソースに使用。

 

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こちらは信州吟醸豚をソミュールに漬けて、蒸して柔らかくしてから焼きます。

 

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今迄はオーストラリア人が多かったので、定番の羊スネ肉。

こちらはトマト煮にして、地元の豆類と合わせます。

 

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牛頬肉の赤ワイン煮は沢山仕込んで、肉、ソースを軽量して真空詰め。

 

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こちらも自分が初年度にスタッフにいたドイツ人に教わったホットワイン

寒い日にはアッという間に無くなります。

 

今シーズンの新しいスタッフに「リゾートホテルなのに既製品に頼らずに一から作っているのが意外。」と言われましたが、出来る事はしっかりやっているつもりです。


軽井沢での出張料理ではこんな量を扱わないので小振りの包丁が活躍しますが、白馬はずっとデカイ牛刀でバシバシ切りまくりです。(最初の2シーズンは急に重たい包丁に持ち変えるので腱鞘炎になり、炎症止めの注射を手首に打ちながら働いていました。。)

年にガストロノミーをやる時期もあればガッツリのビストロ料理を作る時期もあって、本当に自分には合っています。

 

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コロナで心配されたお客様も7割は外国人。
軽井沢もそうでしたが、意外と小さなところできめ細やかなサービスでもてなし、固定客をしっかり持っている所は強いですね。
スタッフも明日にはフランス人とイギリス人が合流して、いつもの外国チックな職場になりそうです。

 

いよいよ冬シーズンスタートです‼︎

 

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