フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

国産トリュフを使ってみて。

出張料理で先日採りに行った八ヶ岳トリュフを使ってみました。

 

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合わせた料理は自分のパリ時代の経歴を説明するのに初回によく作る玉葱のミルフィーユ。(昨年に佐藤シェフと飲んでいて、好きに作っていいと承諾も得ているのでw)

 

左が擦った物で右がスライスした物。

 

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火を入れた玉葱を分解して、地元のパンチェッタを挟んで組み直し、キャラメリゼしています。

パリの店ではチョリソーを挟んでいました。

トリュフの季節はトリュフを挟みますが、手持ちでそこまで国産トリュフがありませんでした。。

 

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国産トリュフの香りを確認出来るように、しかし香りが少し弱いので、ほんの一部だけミレエユンヌのトリュフオイル。
国産トリュフは熟成が必要でまだ2週間ではあまり香りはしないんですけど、それでも十分に楽しめました。

 

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合わせたワインは城戸ワイナリーのピノ・ノワールPR(プライベート・リザーヴ)'13。

 

ワインもあって、乳製品、生ハムもあって、トリュフもあって、軽井沢のような消費地もあって、、信州はフレンチを作るのに最適過ぎますね(笑