ワイン届いて蔵の整理。
オーストラリアから帰国して早速ワインを回収に行ってきました。
ちょうどオーストラリアに行っている間に販売されたドメーヌ・タカヒコのワイン。
今年は3種類です。
今年は亜硫酸無添加でかなりパンフレットにも保存温度に関して細かなお願いが書かれています。
ウチの蔵も過去の貴彦さんのワインの保存状態は開ける度に良かったのですが、今回は少し心配しています、、。
しかし2016年は不作もありますが、本当に手に入らなかったです。
イベントが出来るくらいの本数は確保しましたから良しとするしかないですね、、。
オーストラリア滞在は会社のスケジュールであまり自由な時間が取れなかったのですが、その中でも近所のワイン屋で見つけたニュージーランドのカルトワイン「Bell Hill(ベルヒル)」
軽井沢のワイン会はいつもはブルゴーニュなのですが、以前のワイン会で最後に主催者の方がブラインドで出されたのがこのワインでした。
太陽の恵みを受けたボリュームのあるピノをイメージしますが、このベルヒルは違います。
その味わいはブルゴーニュのグラン・クリュクラス。
この土地だけ他のワイナリーとは地質が違うそうで、その地質がブルゴーニュのピノのような味わいを生むのでしょうか。
ただでさえピノも3000本弱しか生産されませんが、シャルドネは1000本ほど。
何故か手に入ってしまいました。
シャルドネはまだ飲んだ事が無いので、大切な機会に取っておきたいですね。
こちらはオーストラリアのカルトワイン「Wendouree(ウェンドリー)」
こちらはオーストラリアに行く前に自分が尊敬するソムリエの先生からお薦めで教えて頂きました。
ベルヒルを購入したお店で写真を見せたらあるという事で購入しました。
免税がきくのでかなり安くもなりました。
後で調べるとこちらはかなりの長熟タイプのようです。
カベルネなどのボルドータイプはウチの蔵には無いので、何かの機会に必要になるかもしれないですね。
4月もたくさんワインを仕入れたので、機会をみてお出しできればと思います。
アルケミエ辰巳蒸留所のジンを購入。
日本で個人蒸留で造られる「アルケミエ辰巳蒸留所」のジン。
地元の酒屋さんでたまたま別のワイン購入に伺ったのですが、こちらを薦めて頂いて購入しました。
薬品瓶に入っているのが個性的ですね、、。
世界中を旅して数々の酒造りの場で学び、昨年7月に理想のスピリッツ製造の為に辰巳祥平さんがお一人で開いた蒸留所で造られたジンです。
ベースのジンに身近な野草などを加えた日本にしかないオリジナルのスピリッツを作りあげるとか。
こちら、見学に行ってみたいですね、、。
購入した次の日に仕事の打ち合わせで東京に行き、馴染みの江古田「アサヒヤワインセラー」阿出川さんに話すとちょうどお店にあるとか。
色々開いていたのでタイムリーにも試飲させて頂きました。
いまいちジンという物を色々と飲んでいないので判断がしにくいのですが、ベースのジンも「これが日本で⁉︎」という素晴らしい出来だと思いますし、柑橘系を加えた物は特に良い香りがして美味しいと思いました。
昼からジンの試飲はキツかったですけどね。。
食後酒に自作の果実酒や地元ワイナリーのアイスワインやオ・ド・ヴィ、色々ありますがジンが加わるとまた面白くなりますね。
しっかり注目して購入していけたらと思います!
畑仕事を再開。
オーストラリアから帰ると果樹園の花が満開になっていました。
ブログ更新が遅れているので、4月21日の写真です。
ブログやFacebookを見ても、昨年より1週間は早いですね。
(意外とブログやFacebookをマメに更新していると、過去の畑の様子が分かって参考になります。)
花の白、空の青、大地の緑、タンポポの黄色。
この時期の畑が一年間で1番綺麗かもしれないですね。
白馬から佐久に戻って畑仕事を続けていますが、オーストラリアから帰国した後も続行して続けました。
やっと葱やジャガイモも撒けましたが、一向に届かない種を待って苗作りもやらないと、、。
自分の場合は農業が収入のメインでは無いので、これは初夏くらいから始まる調理系の仕事に間に合えば良し。
それにしても気温が高いので、しっかり育つか心配ですけどね、、。
まだ佐久には豊富に食材も無いですし、保存食の切れる時期でもあります。
軽井沢の様子を見ても始まりはGWですから、焦らず料理の仕事に備えていきたいと思います。
オーストラリアから帰国。
オーストラリア滞在も無事に終了。
無事に日本に帰ってきました。
オーストラリアは17年前にバックパッカーで旅をして以来でした。
あの時は物価も半分くらいのイメージで、ワーキングホリデーでオーストラリアに行く人達は「しっかりお金を貯めて行かないと、向こうでは稼げないよ。」と言われた時代でした。
それが今では日本より何でも高い。
白馬にいる時から聞いていましたが、レストランのウェイターでも時給は2000円以上、シェフクラスになれば月収も100万だとか。
休日、祝日に働けば2〜3倍の額を支払わないといけないというのですから、日本とはまるで違います。
色々、旅行もしましたが、先進国で日本ほど外食の安い国はありませんからね。
アジアでも日本より安いのは、元々の国民所得の低いタイやベトナム、インドネシアなどの国々くらいです。
日本の飲食の金額は働いている人達の犠牲によって成り立っていたのがよく分かります。
自分が任せられている白馬のホテルはランチ以外はオーストラリアやヨーロッパからの外国人客のみなので、こうしてオーストラリアに滞在してみて体験した今の物価や料理のクオリティ、サービスなどはとても勉強になりました。
本当はもっと行きたいレストランやお肉屋さんがあったのですが、会社でこれだけやって頂いた訳ですから贅沢は言えません。
自由時間がたくさんあれば、また自分は仕事みたいな事を始めますからね、、。
今回は凄くオーストラリアという国を楽しめたので、勉強したいなら今度は自分で来れたらと思います。
色々と吸収出来たので、来シーズンの白馬が楽しみです(笑
オーストラリアの動物園を体験。
オーストラリア最終日の朝は散歩して郊外の動物園に行ってきました。
奈良公園の鹿並みにカンガルーとも触れ合えます。
実はシドニー中にある動物園にも行ったのですが、やはり郊外は距離感が近くていいですね。
カンガルー、こんなに大人しい動物でしたっけ?
動物園のセンターに設けられたテーブル、ベンチの横をカンガルーや他の動物が闊歩していました。
コアラの子供が可愛過ぎでした。
自分は日本によくある作ったゆるキャラがあまり好きではないのですが、やはりリアルなゆるキャラの可愛さには敵いませんね。
(ちなみに色々なキャラに対応可能な長野のゆるキャラ「アルクマ」は好きです。)
オーストラリア人の社長曰く「オーストラリアで1番オージーらしい。」との事。
昼間はずっと昼寝していて働かないで、夜行性なので夜に活発に行動する点、、確かにオージーらしい(笑
クロコダイルの池の餌やり。
音楽をかけて先ずは橋の先に沢山集めて食べさせていました。
沢山のクロコダイルが餌に向かって飛びついていました。
17年前にオーストラリアをバックパッカーで旅行していた時に、ダーウィンでアボリジニーツアーに参加しました。
クロコダイルが至る所にいる川をボートで進んだ体験を思い出しました。
森を切り開いたような、歩いていても楽しい構成になっていました。
学校の授業?で来ていた子供達がいましたが、これは楽しいでしょうね。
他にも囲いの中に色々な動物がたくさん。
籠の中にはコウモリやフクロウなども。
家屋の中には蛇などの爬虫類や蜘蛛のコーナーも。
動物紹介のプレートにはその動物の危険度が数値で書いてあるのですが、こちらはどれもトップレベル、、。
離れた大陸だけあってオーストラリアでしか見れない動物が沢山いて、その多様性を大いに楽しめました!
郊外でオーストラリアを満喫。
シドニー郊外に移動して朝から散歩の日々でした。
とにかく自然が素晴らしかったです!
こんな景色を眺めながら散歩したら、それは気持ちが良いですよね。
この景色が大きな地域の財産ですね。
これだけで多くの人が癒される気がします。
逆に言えば、どれだけ日本人がこうした風景を壊してきたかと思いますけどね。
未だに税金使って地域の観光資源を壊しているんですから、地方も貧しくなりますよ。。
白馬のGM(オーストラリア人)が太り過ぎでこのコースを毎日ウォーキングをして食事制限したら、体重が凄く落ちたそうです。
昨シーズンの始め、久しぶりに会った時にはあまりの変化に「何か重い病気ですか⁉︎」と思ったほど。
毎日、こんなコースを歩けたら、それは気持ち良く継続出来るでしょうね。
散歩で眺めた綺麗なビーチで人生初のサーフィンにも挑戦しました。
まさか日本一海から遠い町(佐久市)出身の自分が、この歳でオーストラリアでサーフィンデビューをするとは思いませんでした(笑
こちらも人生初のオーストラリアの野外ボーリング。
裏にはサイズの違う同じ模様があって、模様の左右で重さが違います。
普通に転がすと重い方にカーブを描きます。
これをカーリングの要領で目標の玉の近くに転がせれば勝ち。
チーム分けしてチーム戦でしたが、皆かなり真剣にやりました。
意外と軽く投げても転がり過ぎますし、カーブの感覚を抑えるのがなかなか難しかったです。
夜は定番のBBQ。
今回はやたらとバター醤油のジャンボマッシュルームが美味しかったです。
パリでも低温の火入れや色々な調理を学びましたが、これはこれで美味しい調理法なんですよね、、。
沢山ビール飲んで喋って、綺麗な南十字星や星空を眺めたり、楽しく美味しいとても贅沢な夜でした。
オーストラリアにいると、色々と豊かさについて考えさせられますね。