フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

サヨナラDVD軽井沢ワイン会に参加。

4年前から続いたDVD(du vin divin.神のワイン)軽井沢ワイン会ですが、これを最後にという事でサヨナラワイン会に参加してきました。

いつもは自分が料理を担当しますが、この日は主催者のYさんのご厚意に甘えて参加者側で出席させて頂きました。

 

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開催されたのは週末の2日間でしたが、自分は白馬の仕事で連休は取れなかったので日曜日に参加しました。

この4年間にDVD軽井沢ワイン会に参加された方々が集まり2日間で38人。人数も多い事から6リットル、3リットル、マグナムのボトルがズラリです。

(ちなみに1番左が通常の750mlボトルです。)

 

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同じくこの会でワインの先生を務められた大越ソムリエも大きなボトルを前にこの表情。

 

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自分は参加者だったので、この日の料理は全て主催者のYさんの手作りでした。

自慢のタラと白子のグラタンにこれでもかとトリュフをシャカシャカ。

 

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この通り、、。

 

あえて書けば、この会の参加者の皆さんはこうした遊びが出来る方々なので、この4年間の自分が作り続けた料理はあえてトリュフやフォアグラなどの高級食材は使わずに地元長野の食材に拘りました。

 

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ミニトマト、モッツァレラ、アボカドのカプレーゼ。

 

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鮭、タコ、マッシュルーム、タラの芽のアヒージョ。

 

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鰻と山牛蒡、山芋山葵風味、キュウリ粕漬け、しば漬け、燻製たくあんの和風テリーヌ。

 

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九十九里産特大焼きハマグリ。

 

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松坂牛イチボブロックのロースト。

 

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松坂牛筋カレー。

 

などなど全て主催者のYさんのお手製。

ちなみに自分は一切手を出しておりません。

 

いつもは仕事で来るのでワインは自制してますが、この日は美味しいワインやお料理をたくさん頂き、参加者の皆様と楽しい時間を過ごす事が出来ました。

 

 

フランスから本帰国して、シェフをやるでも無く、独立も進まずにモヤモヤしていた時にお声かけしてくださったのが、フランス時代に偶然知り合ったYさんでした。

その後に立ち上がったDVD軽井沢ワイン会の料理担当にもお声かけ頂き、4年間に渡り素晴らしい経験をさせて頂きました。
おそらくこの会が無かったら、自分も今のようなフリーな働き方を考えていなかったと思います。

本当に主催者のYさんと大越ソムリエには感謝しかありません。。

 

また、DVD軽井沢ワイン会も終わるという事で、今回の参加者の皆様から凄く自分の料理を今後も食べたい要望が多かったのは凄く嬉しかったです。

 

今度はこうした別荘の出張料理に限らず、今までここで勉強させて頂いた事を活かしながら自分の料理を提供する場をもっと考えていけたらと思います!

 

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