フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

軽井沢で第2回1989年ワイン会。

先週末は恒例の軽井沢DVDワイン会の出張料理をしてきました。

 

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今回のテーマは前回に引き続き「1989年」の第2弾です。

 

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Bollinger /Vieilles Vignes Francaises  

Alain Robert /Le Mesnil Reserve (magnum)

 

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Leflaive/Puligny Montrachet 1er Cru Les Combettes

Lafon/Meursault 1er Cru Charmes

G.Roumier/Bonnes-Mares

 

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Meo-Camuze/Vosne Romanee 1er Cru Cros Parantoux

Leroy/Chambertin

 

(追加)

Leroy/Gevery-Chambertin 2004

 

メオ・カミュゼのクロ・パラントゥは以前の「メオ・カミュゼの会」で同じ1989年を飲んでいますから、個人的に注目はやはりルロワのシャンベンタンでしょうか。

おそらくもう飲む機会も無いであろう貴重なワイン。メオ・カミュゼとの味わいの性格の違いも興味深かったです。

 

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参加者にルロワ好きの方が居たので、主催者のご好意で開いたルロワの村名ジュヴレ・シャンベンタン'2004。
2004年はてんとう虫の大発生により本来は不良の年とされています。
ドメーヌ・ルロワはそんな年のグラン・クリュ(特級)などに値しない葡萄をすべて混ぜて1番下の村名ワインでリリースしました。
このワインはそうした背景から、村名を超えたポテンシャルがあります。
 
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料理さえ出してしまえば、自分も同じようにワインを楽しみます。
長野県がワイン県を目指す上で、必ずワインに寄り添う料理を作る料理人が必要になります。
ワインを先ず知る事が大切だと思うので、こうして一流のワインを頂ける事で凄く勉強になってます。(自分が払えるような会費では無いですからね、、。)
主催者の方はパリ時代に知り合ったのですが、いつも贔屓にして頂いて本当に感謝です。
 
次回、料理を書いていきます。
 
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