NAGANO WINEを追加購入。
伊澤さんのソーヴィニョン・ブラン、イイですね!
イベントなどにお出しする度に凄く評判も良いので、また追加購入しました。
長野は海無し県なので、やはりお出しする魚料理は川魚メインになります。
そうした状況ではやはり相性の良い優れた県産のソーヴィニョン・ブランは確保しておきたいところです。
価格帯では信州高山ワイナリーとほぼ同額ですが、自分のような小さな商売をしている者としては希少性で先ずはこちらでしょうか。
最近、すこぶる評判の良い長谷さんのFUKUIHARA blanc。
こちらも無くなりそうなので追加購入。
先日の東京出張の際にも探しましたが販売されている物は無く、新宿の「葡庵」さんのセラーにありました。
1人は厳しいので、次回の東京で何人か日本ワインラヴァーを集めて飲みたいですね。
まだボトルからは試飲をしていませんが、信州の混植混醸ワインは凄く楽しみです。
たかやしろワイナリーのシャインマスカットの泡も追加。
シャインマスカットの泡は他に無いですし、よく冷やして締め泡には良いかと思います。
しかもシャインマスカット使用の割には安いです。
(普通の1房でも、結構な値段すると思いますけどね、、。)
どれも生産本数は少ないですから良いと思ったワインは更に追加購入して蔵に入れておきます。
沢山購入しても置いておける蔵があるのは有難い。
(ご先祖様、ありがとうございますw)
八方池に登山。
先週ですが、台風が来る前に先日のリベンジ(大雨で登れませんでした、、。)で白馬の八方池に行ってきました。
東京に所用で行って暑い、空気悪いで疲れたので、急に思い立ってリフレッシュも兼ねて早朝から登ってきました。
八方池は八方尾根スキー場の1番上までリフトで登って、八方小屋から片道1時間です。(記載は1時間半ですが、通常の足でしたら1時間で行けると思います。)
下から登らないでリフトで上がれば、あとは山を登るというよりは絶景を散歩するレベルのコースです。
木道が整備された緩いコースと通常の山道コースがありますが、自分達は行き帰りで両方使ってみました。
この時期は山野草が綺麗ですね。
中継点ですが大して歩いていないので通過します。
1時間ほど歩いて目的の八方池に到着。
晴れた日に風が無ければ、水面に写る山々の絶景が見れます。
この日は僅かに風があったので、微妙に水面の景色が揺れていますね。
この日は学校も夏休みに突入したみたいで、学生さんの団体が目立ちました。
白馬三山をバックに記念撮影。
少し登って上から池を眺めます。
ここから先は目的地まで時間がかかるので、下山を始めました。
この景色を今度は秋に見てみたいですね。
帰りは整備された木道をメインに下りました。
横にはまだ残雪があります。
雪解け水の流れる音がまた癒しでしたね。
こちらのコースは所々にこうした椅子やテーブルがあり、ランチを楽しまれる方々もいらっしゃいました。
白馬の友人と行ったのですが、流石に早い。。
八方小屋からリフトやゴンドラで下りました。
こんな山々の絶景を見るには大変な山道を登らないといけない、といったイメージがありますが、こちらはリフトがあるのでほぼ山頂まで行けます。
池までの道も整備されているので、ハイキング気分で楽しめるコースだと思います。
実際にお子さんやかなりの年配の方々も八方の絶景を楽しまれていました。
この日の友人の装備です。
この時期なら帽子、登山靴に水があれば片道1時間ですからこのくらいの軽装でも大丈夫です。
今年は雨が降らないので天候には恵まれましたが、追加でカッパ着や寒さ対策の上着くらいでしょうか。
こちらが今年の冬に行ったリフトの上です。
この景色から登山をスタートします。
この先に池がありますが、雪が溶けたら歩き易い道が現れます。
冬はかなりの装備が無いと池までは行けません。
白馬は冬のイメージですけど、夏の白馬も最高に綺麗で良かったです。
こうした観光資源は最大限に活かしたいですし、夏は少しアピール不足の気がしますね。
午前中には山を下りて温泉、サウナ入って、ワイナリー、酒屋、直売所を寄りながら大量のワイン購入と予約も完了。
やっぱり信州、イイわ(笑
THE APOLLOで食事。
所用で東京に出たので、フランスから一時帰国している友人とランチに銀座「THE APOLLO」に行ってきました。
銀座の東急プラザ11Fにあるモダンギリシャ料理のレストランです。
自分が日本に居る間はあまりフレンチを食べに行かないので、店選びにその辺りの配慮もあったみたいです。
オープンキッチンにBarの裏にはシェフズテーブルもあります。
見晴らしの良い解放的な空間に160席。
北欧系の内装がまた洒落ています。
それにランチはラストオーダー無しの通し営業なので、昼からワインを飲みながら話し込めます。(これが今回では重要でした!)
メニューはアラカルト中心、ラストオーダーやランチクローズの時間を気にしないで滞在出来るので、使い勝手の良いレストランですね。
ワインは特別に持ち込みを許可して頂いたので、ウチの蔵からラヴノーのモンテ・ド・トネル'08。
いまいちラヴノーの'08の開け時が分からなかったので、良い機会なのでとりあえず1本開けてみました。
もう少し寝かせられたと思いますが、それでも十分美味い(笑
インゲン豆のディップ。
豆と酸のこうした味付けはパリで自分も作っていましたね。
バスクの料理だと思いますが、イカとチョリソーを合わせていました。
こちらでは箱に入れられたギリシャのパン「ピタ」に付けて頂きました。
スズキのセヴィーチェにクスクス、赤いのはザクロです。
タコは一緒に行った相手がこの料理が好きという事で、、。
オレガノ、チリ、ガーリック。
メインは仔羊を食べたかったのですが、持ち込みでラヴノーを飲んでいたので魚料理にしました。
ワインに合わせて鯛の包み焼きにフェンネル、ケッパー。
こうした洗練された美味しいギリシャ料理はあまりフレンチの組み合わせに無い物ばかりで自分にとっては◎。
それに酸味の効いた味付けが多いので、暑い夏に食べる食事としては勉強になるところがありますね。
通し営業のおかげで昼からワインを飲みながら、友人と飲食フリー談義に盛り上がりました。
後でFacebookに投稿したところ、サガナキチーズは食べなかったのか?レモンパイが美味しい!等、色々と勉強不足で食べ損ねた料理がたくさんあるみたいなので、機会があればまた伺いたいと思います。
袋掛けに草刈り。
連休から続いた出張料理の次は果樹園の袋掛けに草刈りです。
この季節から雨に当たらないように実に袋を被せていきます。
地味な作業ですが、美味しい実にするには大切な作業です。
気温が暑くて雨も降らない状況でも、果実系は少し実が大きくならないくらいで昨年より大幅に多くの実を付けています。
天候不順で駄目な作物もあれば良い作物もある訳ですから、自然というものはよく出来ていますね。
袋掛けと同時進行で、出張料理続きで出来ていなかった草刈りです。
草刈り中に暑くてうっかりヴェルヴェーヌ(レモンバーベナ)の樹を1本切ってしまいました、、。
勿体ないので葉を乾燥させて保存します、、。
この季節は自宅にオオムラサキがよく遊びにきます。
雨の無い日が続いていましたが、今度は台風です、、。
もう少し適度に降って欲しいのですが、こればかりはしょうがないですね。
長野は山に囲まれているので、意外と大雨の心配はそれほどありません。
問題は風で実が落とされないかです。
無事に通過してくれる事を祈ります。。
茅野の出張料理を検討。
先日、昔お世話になった石井オーナー引退の為、茅野の「オーベルジュ・シェマリー」に出張料理に行ってきました。
ゲストの都合で食事は11時半スタートでしたが、佐久のブーランジェリーで焼きたてのバケットを頂いて向かっても間に合いました。
中部横断自動車道が八千穂まで開通したので、軽井沢に行くくらいの時間で佐久の自分の拠点から行けることが分かりました。
よく考えるとこちらも軽井沢に負けず劣らずの別荘地ですし、軽井沢に比べて買い出しのスーパーや直売所、レストランも圧倒的に少ないです。
こちらにも別荘で食事にお困りの方々が沢山いらっしゃるように思います。
軽井沢に茅野に臨機応変に行けるところに拠点があるのは自分の強みですし、出来るだけこうしたニーズにお応えしたいと思います。
只今、厨房整備中やご依頼のHP作成中ではありますが、こちらのブログのメッセージからもお受け出来たらと思います。
よろしくお願い致します。
茅野のシェマリーで出張料理。
茅野「オーベルジュ・シェマリー」に出張料理に行ってきました。
実は13年前にフランスに行く前にビザが下りる迄の期間だけバイトをしていたのがこちらでした。
それまではずっと東京で働いていたので、地元の地産地消レストランを探してお世話になる事になりました。
働いて地方レストランの素晴らしさを学んだのも、こちらが最初だと思います。
あれから13年、石井オーナーも体を悪くされて引退。
ざんざ亭のイベントの打ち合わせの際に寄って石井オーナーとお話して、こちらで当時のスタッフも呼んで自分が料理を作る事になりました。
料理は3品予定でしたが、メイン前に少し時間が欲しかったので真ん中にスープを挟みました。
最近の定番の大岩魚のハーブマリネ。
この時期は畑に行けば幾らでも川魚をマリネするハーブが手に入ります。
畑でお皿のイメージをしながら葉や花を摘んでいきます。
玉ねぎは牛乳と生クリームでババロアに。
真ん中にはレモンソース。
香り付けにアーモンドオイルを軽く振ってあります。
たまたまトウモロコシが安かったので、メイン前の一品作りました。
中には信州フランス鴨で作ったハムと生のトウモロコシの実。
トウモロコシがゴールドラッシュで甘めだったので、コーヒーの泡の苦味でバランスを取りました。
香り付けにピーナッツオイルとニラの花。
この時期のアクセント付けにはピッタリの花です。
メインは黒姫地鶏。
もっとしっとり上げたかったのですが、慣れないオーブンは難しいですね。。
小松菜なピュレに季節野菜と東御の白土馬鈴薯。品種はアンデスレッド。
ワインがドメーヌ・タカヒコのパス・トゥー・グランだったので、合わせるのに青梅のチャツネを添えました。
デザートは東御の干し巨峰と胡桃を入れたヌガーグラッセ。
おそらくワインを沢山飲んだ後を予想したので、アイスクリームだけ、のイメージ。
出張料理なのと自前の設備にアイスクリーマーが無いのでヌガーグラッセにしました。
ちょうどヴェルヴェーヌが沢山あるので、酸味の強い杏(品種は信州サワー)でコンポートとジュレを添えました。
ワインは勿論、自分が集めた日本ワイン。
この日は最近お気に入りの伊澤さんのソーヴィニョン・ブラン'17に貴彦さん、美映さんのパスとピノ'11。
新しいオーナーの寺澤さんも交えて、楽しい食事会になりました。
自分もワインを飲んでいたのでご厚意で泊まらせて頂きましたが、昔を思い出して感慨深いものがありました。
本当に素敵なオーベルジュです。
日程的には厳しいものがあったのですが今の仕事の相談も出来ましたし、当時の面々とこうした会に食事を作れて喜んで頂けたので良かったです!
千曲川ワイン倶楽部、デザインワークスの打ち合わせ。
日本ワインジャーナリスト、鹿取みゆきさんのお誘いで、千曲川ワイン倶楽部、デザインワークス打ち合わせに行ってきました。
この日は最初に小諸市行政の案内で小諸市内の施設見学とワイナリー訪問をしました。
先ずは駅前の停車場ガーデンを視察。
よく考えるとフランスから完全帰国した7年前に伺っていますね。
当時は長野情報誌「KURA」のバックナンバーを図書館に籠って読み漁り、気になる生産者やデザイナーを片っ端から当たっていました。(今でもやっていますが、、。)
ワイナリーは池田さんの小諸「Terre de ciel」を伺いました。
標高900メートルのワイナリー施設でファーストヴィンテージのソーヴィニョン・ブランとピノ・グリを試飲しました。
採れたてのキュウリがまた冷えたSBにピッタリ。
アルザスを思わせるような凄い傾斜です。
池田さん曰く、こちらの登り降りで体も絞れて健康そのものだとか。
最後にみはらし館に移動して、今後の打ち合わせを行いました。
こうした場から声がかかるというのも、一貫してNAGANOワインの活動をしてきた事が少しずつ認められてきたように思います。
地元を出て東京やフランスで学んできた事が、今は地元で活かされるのが何とも嬉しいですね。
しかし、千曲川ワインバレーと謳って、上田、東御、小諸、そしてここに軽井沢も絡めて動き出しているのに、地元の佐久は全く動く気配無し。。
この辺りの土地勘があればワイナリーツアーは佐久からスタートが1番なのは明白ですし、ワイナリーが無くても新しい長野のワイン文化に貢献する事は可能だと思います。
自分はパリと東京からの距離感などから、佐久は信州のディジョンと考えています。
それに佐久市は実はブルゴーニュ地方のアヴァロン市と姉妹都市提携を結んでいるんですよね。
他の市町村が協力体制を築いていますから、早くに佐久も加わっておくべきだと考えています。
今回の件に関しても全力で取り組みたいと思いますし、今後も益々NAGANOワインの発展の為に活動出来たらと思います‼︎