フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

地元佐久にもワイナリー。

コロナ禍で気を遣って行っていなかった馴染みのお酒屋さんを1年半ぶりに訪問。

 

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「適当に取って置いてください。」と頼んでいたのですが、「これでイイ?」って充分過ぎますよ(笑

自分の商売の性質上、小さなワイナリーの良質のワインを集める事を心掛けてきましたが、最近は日本ワインの人気もあってなかなか購入も難しくなってきました。
そんな状況ですから、こうした馴染みの酒屋さんは本当に助かりますし有難い存在です。貴重なワインを感謝、感謝です。。

日本ワインは軽井沢ではまだ認知不足で消費は東京や地元のワインイベントが中心でしたが、この状況ではなかなか難しい。
良いワインが沢山貯まっているので、コロナが落ち着いたら日本ワインの会を色々企画出来たらと思います。

 

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いよいよ佐久市でもワインが造られるとか。

 

東御、上田、小諸市などで構成する「千曲川ワインバレー」に佐久市も参加。
元々、日本酒の蔵も13蔵ある酒所ですから、益々楽しみです。

東京からのアクセスを考えても新幹線で1時間、車で3時間はフランスのパリ〜ブルゴーニュに近いと思っていました。(街で言ったらディジョンやボーヌ)
軽井沢は日によっては異常に混みますし、上田は城下町だから街を出るまで渋滞に当たりやすい。
その点は昔は田畑しか無かった所からオリンピックで高速道路や新幹線が出来た佐久市は道も広くてアクセス抜群。
佐久を中心にワイン産地の北信(高山、小布施、坂城)や塩尻山梨県北杜市まで2時間圏内で行けますから、ワイン旅行には最適な拠点になるかと。

 

日帰りもいいんですけど泊まりで楽しめたらと思いますから、自分も出張料理の次は日本ワインの飲める農家民泊なんかが準備出来たらとは思います。