フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

プロに頼んで畑の整備。

そろそろ畑仕事を始めようと思い、先ずは佐久穂「bonum Terrae(ボヌムテッレ)」飯島さんに畑を見て頂きました。

 

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今迄は色々な生産者の畑を見学しながら独学でやってきましたが、そろそろプロの方に見て頂いて助言を頂こうかと。

 

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畝の作り方は春日のニックさんに教わった幅取りを参考にしています。

 

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あまり手を加えないでも育つイメージでハーブを植えていますが、畑より雑草を積んだ山から零れ種で増えるセルフィーユの方が元気だったり。

いい加減、土の成分も考えないといけませんね、、。

 

6月頃から欲しい食材の助言やアイディアを頂けたので、早速取り掛かろうかと思います。
その年の気温や天候を反映させたかったのでハウス栽培はしてきませんでしたが、依存し過ぎない程度に今年からやろうかと思います。

 

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こちらはリーフフェンネル

暑さに弱いセルフィーユやディルと違って、夏の最盛期にも元気に育ちます。

料理に使ったり、信州の川魚なマリネに重宝します。


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こちらはノコギリソウ。

柔らかい葉を用いますが、味も見た目も料理に良いアクセントを与えてくれます。

使う料理人が増えたので植えてみましたが、繁殖力が強くて増え過ぎです。


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放置していた昨年のイタリアンパセリも寒い冬を耐えて生えてきそうですね。

新しく苗も作りますが。

 

毎年、地産地消、自産自消で色々な種を購入しては、適地適作をモットーに試しています。

 

畑が進化すれば自然と料理も進化できると思うので、今年も色々な食材にチャレンジしようかと思います。