フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

稲刈りのお手伝い?

いつもの米農家さんでお手伝いに行ってきました。

 

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稲刈りのつもりで行きましたが、この日は脱穀、乾燥の済んだ米を玄米にして、袋詰めしてからの積み込みでした。

 

よく田んぼで見るはぜ掛けですが、雨や上下で水分量が変わる事から機械乾燥が一般的みたいです。

パーセンテージを入力しておけば、その数値で乾燥終了。(機械を撮るのを忘れました。)

 

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こちらの機械に流して米以外の不純物を取り除いて玄米に。

 

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玄米を専用の袋に30kgで入れていきます。
1袋30kgはやはり重い。
口を縛るのもコツがあって意外と難しいですし、丸めて縛るを繰り返していると握力が、、。
朝から夕方まで袋詰めして縛って車に積んでを200袋。

さすがに終わる頃には身体中が痛かったです、、。

 

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田植え、稲刈りなんかは地域の方々とお話をする貴重な時間。
同業などではSNSでアッと言う間に同じような情報が拡散するんですけど、こうした地域の方々から全く新しい食材だったり、注目の人やお店を教えて頂いたりしています。(ローカル過ぎて、表に出ない。)

 

地域の地方創生、盛り上げようイベントなんかも、何となく移住組と根っからの地元組との連携が上手くいっている所は上手くいってますし、移住組だけだと上部だけの気もします。

自分みたいな外も内も分かる人が上手く繋げられたらとは思っています。

 

もう何年も色々な節目でこちらには参加していますが、この日も地元の方々から貴重なお話が出来て良かったです。