フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

久しぶりにクリニャンクール散策。

柏屋旅館で使う備品を探しに久しぶりにパリ北のクリニャンクールの蚤の市に行ってきました。

 

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パリ最大の蚤の市で、骨董や家具、食器類、古着や絵画など、幾つかの区域に分かれています。

メトロ4番線の1番北なので駅を出た辺りは少しアフリカ、アラブの異様な空気感ですが、市に入ってしまえばそれ程治安の悪さも感じません。

 

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パリ時代に行っていてよく古い料理書を買っていた古本屋も健在でした。

クリニャンクールに来てお腹が空いたらいつも行っていたオムレツの美味しいお店は広過ぎて見つけられませんでした、、。(もしかして無くなっていた⁇)

 

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今回のクリニャンクール散策は、来年春から本格的に始めようかと考えている柏屋旅館水曜フレンチのカトラリーを探す為でした。


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旅館内のフレンチ営業なので、あまりフランスらしく無くみすぼらしくも無く。


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本格的な銀器のお店なんかもあるんですが、ちょっとイメージと違いますね。


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道端のお店にも家庭で使わなくなったような物が沢山売っていたのですが、これはこれで家庭的過ぎるかな、、。

今回のフランス滞在中にカトラリー類は色々なシェフに相談していたので、こちらでは購入しませんでした。

面白そうな小物類のイメージは掴めたので、そのイメージで地元の家具職人さんに作って貰おうか(笑

 

後は久しぶりのクリニャンクールだったので、散歩してきました。

 

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野外に飾るような置物のコーナー。


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こんな現代アート的なお洒落なお店もあります。


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こちらは灯りのお店。


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高級家具地区を散策。


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ヴィトンなんかのお店も。

自分は全くブランド物は詳しくないのですが、ちょっと年季の入った感じが良かったです。

 

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海や山の生物のはく製専門店など。


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オモチャの球を追いかける犬が居たり、、。


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ちょっとした宇宙船のような建物の中には、子供が遊べる遊具が色々。


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駅から蚤の市に入って直ぐの区間ですが、ちょっとした版画屋やポスターのお店があって、パリ時代はこの辺りをよく散策していました。

 


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少しアメリカチックな置物のお店。


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フランスの古民具のコーナー。

古民具を飾れば雰囲気も出ますし、これはいいですね。

見れば自分の家の土蔵にも似たような民具はありそうですから、上手く飾りに使える物がないか探してみたいと思います。

 

スケジュール的にはかなり厳しかったクリニャンクール散策でしたが、久しぶりに見て感じる物も沢山あって良かったです!