フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

春の山散策。

オーストラリア滞在から畑仕事が遅れているので、未だにこの時期は畑中心で働いています。

 

料理をしようとしても近所は山菜とハウス物の野菜が出てきたくらいでしょうか。

調理の仕事は今年はもう少し食材が充実してきてからでも良いかな、と考えています。

 

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時間がある時は積極的に山に入るようにしています。

普段は軽井沢に出ている時期ですから、山に入る事はあまりありません。

こんな時こそ、アテもなく山を散策するチャンスかと。

早速、花山椒を発見。

 

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少し開き過ぎでしょうか?

ウチの山も山椒の場所を把握していなかったので、こうして見つけられたのは良かったです。

なるべくこれからの時期は山々の恵みを料理に使いたいので、アナログですが自分の足を使って探すのは大切な作業です。

1度場所が分かれば、いつでも摘みに行けますからね。

 

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道の山道にはクレソンが出ていました。

湧き水などが山道に流れて、そこにクレソンが出るようになっていました。

 

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もう花が咲いています。

GW中に咲くのはやはり例年より早いですね。

 

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ウチの前の川には山葵が出ます。

 

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こちらも花が咲いていました。

来週の出張料理に葉や花は使えそうです。

 

川からは山葵、芹、クレソンなどが摘んでいけそうです。

 

こうした場所にいるのですから、都市部とは違う仕入れの方法は考えています。

地元の方々にも教えて頂きながら、こうした山の恵みを少しでも自分の料理に活かしていけたらと思います。