フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

勝沼醸造を訪問。

茅野「和食 から木」唐木さんのお誘いで「勝沼醸造」を訪問してきました。

 

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個人的にはフランスから帰国後直ぐに伺ったので、5年ぶりの訪問になります。

 

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別室で四代目、有賀裕剛氏の説明を聞きながら甲州、マスカットベリーAのワインを試飲していきました。

 

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自分は基本的には長野県産ワインしか扱わないので甲州をあまり飲む機会が無いのですが、数年前に試飲した時よりも更に進化していますね。

 

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補糖無しのワインも糖分が足らない分、アルコールは10%未満なのですが、しっかり仕事をした葡萄で作られたいるので深い味わいがあります。

むしろアルコールの強く無い日本人が食中酒として飲むには、この位のアルコール度数が良いのかもしれません。

従来に無かった挑戦も多いらしく、フランス修業も経験されている裕剛氏が入って勝沼醸造のワインも随分変わってきたみたいですね。

 

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自分が主に活動する北信、東信地域は新規参入のワイン生産者が多いですが、こちらは何代にも渡って日本でワインを造ってらっしゃいます。

四代目のお話も日本のワインの歴史そのもので、とても感銘を受けました。

 

自分は長野の料理人なので基本的には自分が無理なく通える距離のワイナリーを中心にワインを扱っていますが、佐久から勝沼まで2時間程度なら小布施や中野に行くのと変わりませんね。
もちろんNAGANOワインには拘りますが、良い縁を頂いたので勝沼ももっと注目していけたらと思います!

 

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