フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

真夜中のお疲れブラインドワイン会。

ボーヌ滞在中に仕事終わりのお疲れワイン会に参加してきました。

先ずはお店のスタッフの方々と泡で乾杯。

 

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ここからはお店の食事を摘みながらのブラインドワイン会です。

 

先ずは白ワインから。

 

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皆がちょっと良いシャサーニュ・モンラッシェなどと間違えたのはマルク・コランのサン・トーバン'13。

やはりこの人のワインはクオリティ高いですよね、、。これは値段を考えてもお買い得ですね。

 

次は赤。

 

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ルーミエのブルゴーニュ・ルージュ'13。

 

むしろ村名よりも生産本数が少ない為に、滅多にお目にかかれないルーミエのACブルゴーニュ。

実はこのヴィンテージの前後のルーミエはあまり評判が良く無いらしく、このワインのコメントも芳しく無かったです、、。

普段なら「流石、ルーミエ!」となる筈ですが、現地情報や実際に飲んでみると色々見えてきます。

美味しいんですけど、少しルーミエに過剰な期待をし過ぎていたのかもしれないですね。

 

まだ飲み足りないという事で追加融資。

 

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シモン・ビーズのサヴィニィ1er cru'08。

こちらは文句無しの素晴らしい出来栄え。

2008年のワインの飲み頃を掴み切れていないのですが、そろそろ1級畑なら出してみても面白いかもしれないですね。

 

仕事終わりからブラインドで飲みながら、久しぶりに会った懐かしい方々とたくさん話して、とても楽しい夜でした。

楽し過ぎて、気付いたら朝の7時になっていました、、。

 

本帰国しても、こうして毎年迎えてくれる友人、知人がフランスにいるというのは有難い事ですね。