フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

軽井沢の繁忙期を終えて。

9月を迎えて今年も軽井沢の繁忙期が終わりました、、。

 

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久しぶりの休み前に、お店のスタッフで軽く打ち上げです。

9月は8月に比べてかなり穏やかになりますが、週末や連休は夏並みに予約が入るのに対して夏ほどのスタッフの補助をしていないので意外と忙しいんです。

 

自分は正社員では無いので、ここから徐々にレストランを離れて自分の出張料理や実家の果樹園の収穫、近隣ワイナリーの葡萄収穫、11月はフランスと仕事を進めていく予定です。

今年の冬から白馬のホテルのメニュー、ワインリストを頼まれているので、こちらも同時進行で進めていきます。

白馬用の果実酒、クルミ、栗の仕込みなども空いた時間でしたいですね。

意外と集客の望めない軽井沢の10月ですが、今度は冬の準備で忙しくなります。

通常営業以外の時間をどう使うかが、リゾートの仕事は大事ですね。

 

こうした働き方のスタイルを始めた3年前は自由なノマド料理人ライフが出来るものかと不安ではありましたが、夏は軽井沢、冬は白馬、その他の月は出張料理や畑仕事とある程度の収入を得ながら自分のやりたい事が出来るようになってきました。

やりたかった信州の食材、ワインの発信も順調に準備が整ってきました。

やはり夏と冬のリゾートがこの距離感(車で2時間ほど)であり、都心からも近い(新幹線で1時間)佐久出身というのは、自分の大きな強みですね。

 

SNSを眺めるてあまり景気の良くない飲食業界ですが、都心でシェフをやるのでは無くて新しいこんな働き方も出来るんだぞ!というものも地方で働くシェフとしてアピール出来たらと思います。

 9月も無駄な時間を過ごさないように、来月、その先の仕事を見据えて準備していきたいと思います!