フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

Domaine Emmanuel Rougetを訪問。

ブルゴーニュ2日目は2軒のドメーヌ訪問しました。

2軒目は「Domaine Emmanuel Rouget」

ブルゴーニュワインの神様アンリ・ジャイエの甥にあたり、ジャイエ引退後はその大部分の畑を引き継ぎます。クロ・パラントゥの畑はあまりにも有名。

知らなかったのですが、ヴォーヌ・ロマネ村の中心からは少し離れているんですね。これだけの著名な生産者ですから、もっと目立つ場所かと思っていました。

ドメーヌは看板も無く、見た目は普通の住居。

訪問時間になったので中に入ると地下のカーヴに案内されました。

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この日は息子さんの案内でした。

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樽からAC Bourgogneから始まり村名5種にVR1er Beaumonts、Echezeaux、最後にVR1er Cros Parantouxでこちらも計9種。(全部、2014年です。)

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樽に書かれたECHがEchezeaux

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VCPがVosne-Romanee 1er cru Cros-Parantoux(クロ・パラントゥ)

あの幻のワインを樽から飲める事に感激。(今では日本で買えば1本20万円はしますからね、、。)

しかし、どこも2014年のワインは素晴らしいですね。リリースが楽しみです。

ルジェの試飲は古いワインが出る事も無く、あっさりと終わりました。
しかし、貴重なワインを樽試飲出来て大満足です。良い経験になりました。

(最後の写真はドメーヌ横に居た鶏です、、。)

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