フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

第5回ア・ベーでコラボディナー。

10月24、25日と2日間「第5回àBêeコラボディナー」を行いました。


パリ時代の友人、阿部シェフと彼のお店、尾山台「ア・ベー」でお互いの出身地の食材、ワインを使ってコラボする企画ですが、今回で5回目となりました。

お越し頂いたお客様、ありがとうございました。


今回は今月のブルータスの特集「日本のワイン」で高評価の城戸さんのPRシリーズを自分の蔵から複数出させて頂きました。


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先ずはアミューズから。

佐久穂町「GoldenGreen」の人参を使用したムースとババロア

ムースには竹炭を混ぜて焼いた黒いパイ生地の粉、ババロアにはコーヒーの粉を少し降りかけました。

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ワインは小布施ワイナリーのロゼ泡。

「Obuse Sparkling E1」(小布施ワイナリー)

最近、発売になった(と思われる)小布施ワイナリーのロゼです。
先日、ワイナリーの直売所にお邪魔した際に発見したのでお出ししました。

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佐久穂町八千穂漁業」ニジマスのマリネ、GoldenGreenの蕪。その葉のクーリと生落花生。

いつも信州サーモンを頂いている八千穂漁業さんのニジマスです。
こちらの養殖場は水が綺麗で川魚独特の臭みが無くて美味しいんです。
この時期は蕪が1番なので二つを合わせて、更にアクセントに生落花生と落花生オイルをかけました。

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川魚にはソーヴィニヨンブランかなと思いまして、こちらにしました。

「Sauvignon Blanc '2014」(小布施ワイナリー)


こちらもロゼ泡と同じように直売所で試飲して仕入れました。

いつも前菜は川魚になる事が多いのでソーヴィニヨンブランを使いますが、値段との兼ね合いで「たかやしろワイナリー」のキュヴェ・タケロクを使っていました。

今回は小布施ワイナリーからコスパの良いソーヴィニヨンブランがリリースされたという事で使ってみました。


次回、続きを書いて行きたいと思います。