オトコワインの出張料理。
先日も軽井沢の別荘に出張料理に行ってきました。
こちらはGWに伺ってから既に3回目という事でかなり慣れてきました。
今回は以前から参加したかったオトコワイン会に参加です。
季節的にもギリギリでしたが確保出来てホッとしました。緑が綺麗ですからね。
木のスプーンは地元の職人の集まり「39BAR(サクバル)」繋がりの家具職人の方に作って頂きました。
数本あるスプーンはわざと形を変えて工業製品では無く手作業の自然なイメージの物にしてあります。
ベトラーヴのムースにディルの花。
両方とも下皿は地元の職人に作って頂きました。
下はリサイクルショップで見つけた鍋蓋を加工した物なので、原価は200円なんですけどね。
最初のインパクトは大切なので、軽井沢らしく木の器に拘ってみました。
大岩魚はリクエストがあったので前菜に使いました。畑の花も満開だったので随所に散らします。
信州サーモンのミキュイ、佐久穂町のカブとズッキーニ。
こちらは後からズッキーニのスープを流します。
信州サーモンはマリネをした物で低温でしっとり火入れ。別荘のキッチンだとこういう調理が難しいです。
メインは中野産SPFポークのロティと人参ポレンタ、生姜サワークリーム。
最近、お気に入りの豚肉です。
いつもワイン会の調理が多いのですが、どちらかと言うと料理とのマリアージュを楽しむよりワイン単体を楽しむ意味合いの強い会です。
癖の無い無菌豚は塊で焼けて切り分けるだけですから、限られた調理スペースでやるにはもってこいですね。
自作のサラダに残りのハーブや花を散らしました。
ワインの一部です。
こちらはルジェのニュイ・サン・ジョルジュ'05
この日の1番はジャン・グロのヴォーヌロマネ'86
5人(調理を終えて、途中から自分も参加で6人)でこれですから、かなり飲み過ぎな気がします、、。
以前からお会いしたかった方とこうしてお話し出来たのは、自分にとって素晴らしい体験になりました。
お客様との距離も凄く近いですから、出張料理は素晴らしいですね。(その分、プレッシャーもありますが、、。)
また次回も楽しみです。