Domaine du Comte Armandを訪問。
ブルゴーニュのドメーヌ訪問2日目は3軒のドメーヌを訪問をしました。
1軒目は「Domaine Comte Armand」
コート・ド・ニュイ」に比べ、どうしてもやや評価が低めの「コート・ド・ボーヌ」の赤ですが、コート・ド・ボーヌにもニュイ のトップクラスに負けない頑強で凝縮感があり、その上香り高い赤が幾つか存在します。ドメーヌ「コント・アルマン」もそんな赤を造る名門生産者の一つです。
これは蔵の中です。
このコント・アルマンは、19世紀初頭から続く歴史あるドメーヌで「クロ・デ・ゼプノー」を代々単独所有しています。
長い間責任者であったカナダ人のパスカル・マルシャン氏による栽培・醸造で、
その名声を不動のものにしましたが、1999年に若き天才バンジャマ ン・ルルー氏が後任になります。(ルルー氏は既に独立されている?)
この畑から収穫されるブドウは樹齢別に発酵、熟成されています。原則的に平均樹齢35年以下のキュヴェは 「クロ・デ・ゼプノー」ではなく畑名の付かない「ポマール・プルミエ・クリュ」あるいは村名 「ポマール」として瓶詰めされています。
(ネット資料参照、写真は自分で撮りました。)
樽試飲は、
Auxey-Duresses 1er cru '13
Volnay '13
Volnay 1er cru '13
Pommard 1er cru Clos des Epeneaux '13
素敵な試飲用のテーブルで瓶試飲。
Pommard 1er cru Clos des Epeneaux '11
最後に白でAligote(アリゴテ)
素晴らしいワインなんですけど、今の段階では固かったです。これが熟成する事によってまた素晴らしい味わいに変化して行くんでしょうね。若いうちに開けるのが勿体無いワイン。
近年はポマール、ヴォルネイの地域は雹被害などで収量が激減。2015年の今年こそは天候に恵まれる事を願いたいですね。