フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

Domaine Arnoux-Lachauxを訪問。

ブルゴーニュのドメーヌ訪問初日は3軒のドメーヌを訪問をしました。

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2軒目は「Domaine Arnoux-Lachaux」

「プチDRC」と称され、今や絶大な人気を博すアルヌー家。この地で200年以上続く旧家。先代のロベール氏は1957年に当主になり、一気にドメーヌの名声を高めた偉大な人物。ブルゴーニュのグラン・ヴァン・テイスティング(地元識者によるブラインド試飲)では、しばしばDRC等のトップ・ドメーヌと肩を並べる評価を受ける。現在は、ロベール氏の娘婿、パスカル・ラショー氏が5代目当主を務める。パスカル氏が造り出すワインは果実味に溢れタンニンが柔らかく、バランスが良い。本人の希望としては「2〜3年は避けてほしい」と言うものの、比較的若いうちから楽しめる。ワイン造りは基本的にクラシック。畑ではリュット・レゾネを採り入れる。婿入り前、薬剤師として磨いた論理性と知性を備えるパスカル氏が造るワインの評価は、高まるばかり。難しい年と言われた2003年ヴィンテージにさえ、パーカーも「クロ・ド・ヴージョ 95点」、「1級スショ 93点」を与えた程。2007年ヴィンテージよりドメーヌ名を改めアルヌー・ラショーとなった。

(ネット資料参照)

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地下セラーはとても綺麗でした。

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先ずは樽試飲から。

Bourgogne '13
Chambolle-Musigny '14
Nuits-St-Georges 1er cru Les Proces '14

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Vosne-Romanée 1er cru Aux Reignots '14

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どのワインもバランスが良くて綺麗ですよね、、。

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続いて瓶試飲です。

Vosne-Romanée '12
Clos de Vougeot '12
Vosne-Romanée 1er cru Les Chaumes '11
Nuits-St-Georges 1er cru Clos des Corvées Paget '11
Clos de Vougeot '08

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最後は特別にRomanée-St-Vivant '03‼︎
広いロマネ・サン・ヴィヴァンでもロマネコンティの真下に位置するアルヌー家最高の畑から造られる「プチ・ロマネコンティ」。
このクラスになると本当にウットリ溜息ですよね、、。

思っていたよりたくさんキュヴェがあって大変でしたが、ここでも素晴らしいワインを試飲できました‼︎

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