フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

Domaine Alain Graillotを訪問。

クローズ・エルミタージュの「Domaine Alain Graillot(アラン・グライヨ)」を訪問してきました。

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ボーヌの先輩シェフに「何処か連れてって。」と図々しくお願いしていました。先輩シェフが企画してくれたのがコート・デュ・ローヌでした。

1985年にアラン・グライヨ氏が設立したドメーヌで比較的新しい生産者でしょうか。1ヘクタール辺りの収量を抑え、収穫時期を遅らせることで、かつてないほどの凝縮感のあるクローズ・エルミタージュを生み出すとか。

高速とばして片道3時間という事で早朝ボーヌを出発。約束の時間が9時半だったので、着くなり試飲開始。

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サン・ジョセフ、クローズ・エルミタージュの2013年を樽試飲。樽には数字が振られていて新樽、2年と使い分けて後にブレンドするそうです。

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その後はボトルから2012、2011年を試飲していきました。
自分はフランスでブルゴーニュ以外のドメーヌ訪問は初めてだったので、シラーやグルナッシュの試飲は新鮮な体験でしたね。

試飲後は畑を見学しました。

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ここだけ見て一概には言えませんが、ブルゴーニュとは仕立てや土が全然違います、、。

お昼ご飯の時間まで町の散策をしました。

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エルミタージュ駅。

いつも思うのですが、こうしてワインの名前が駅名であると何だか嬉しくなりますね。(ジュヴレ・シャンベルタン駅やムルソー駅などなど、、。)

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駅から見る畑は凄い傾斜でした。

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壁には大きく「M.CHAPOUTIER」の文字が。(権力者、、。)

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町中にあるシャプティエの販売所を見学。凄い品数ですよね。(どれだけ畑を持っているのか、、。)

試飲に畑見学に町散策。天気も良くて最高に楽しかったです‼

適当に見計らって予約のレストランに向かいました。