フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

草如庵で誕生日のお祝い。

先日は父の誕生日という事で、家族で東御市の「草如庵」に行ってきました。

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摘草料理で有名な京都「美山荘」の元料理長が開いたご夫婦で切り盛りする昨年オープンのお店です。
昼2組、夜は1組のみ。あまり宣伝はされていないと思いますが、閑散期にもかかわらず予約が取れなくなってきましたね。
自分も毎月通いたい「教えたいけど教えたくない」お店ですね。

この日は週末のワイン会の食材も参考にしようと思いまして、楽しみに来ました。

8400円のコースを頼みましたが、その中から何品か。

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ホタテにリンゴを擦って酢と和えた物を添えています。リンゴとホタテは初めて。週末のワイン会のブドウ品種には合わないので使いませんでしたが、この使い方は参考になりました。

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八寸、いろいろ盛られていますが、この締め鯖の押し寿司が好きなんです‼
フランス料理のキュイジニエですが、個人的に鯖は締めるのが1番美味しいと思っています、、。

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猪鍋。味噌で煮た猪肉が本当に美味しかったです。

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黄金七味をかけて頂きましたが、この香りがまた良かったです。

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炊き込みご飯はブリ大根。

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ブリの嫌いな父も喜んで食べていました。

最後にデザートも頂いて、大満足の食事でした。
あまり外食を好まない父も喜んでくれて良かったです。

次に来るのはフランスから帰る4月でしょうか。
春の地元食材をどう活かすのか、、是非また予約をして伺いたいと思います。

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