フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

Domaine G.Roumierを訪問。

先日、1日で4件のドメーヌ訪問をしてきました。

 

1件目は「Domaine G.Roumier」

  

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ブルゴーニュの中でも特に希少で人気のある筆頭の生産者。日本ではワイン漫画「神の雫」の第1の使徒に彼のワインが選ばれています。

1924年に現当主のクリストフ氏の祖父にあたる故ジョルジュ・ルーミエ氏が妻と共に設立。

当初は葡萄をネゴシアンに売っていましたが、1945年よりワインの瓶詰めを開始。

現在ではミュジニー、ボンヌ・マール、アムルーズといったシャンボール・ミュジニー村の最も重要な畑を所有し、ブルゴーニュ屈指の造り手になっています。

 

先ずは2011年の村名から。

そして地下カーヴに移って2011年を樽試飲。

モレ・サン・ドニ、レ・コンボット、レ・クラ、、。

 

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 奥に移ってクリストフ名義のシャルム・シャンベルタン、リュショット・シャンベルタン。

 

 

更にはアムルーズにボンヌ・マール、、。アムルーズが美し過ぎます、、。

 

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試飲スペースに移動してリュショット・シャンベルタンの2010年をボトル試飲。

 

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熱く語るクリストフ氏。

本当に勤勉、実直、誠実な方で、彼のワインにそれが素直に表現されています。

 

最後にコルトン・シャルルマーニュの2011年を試飲して終了。

 

一つ問題があったのは、一緒に試飲する筈のフランス人(こちらとは全然関係ない方々)が40分も遅刻した事。そのせいか、ミュジニーまで試飲がたどり着きませんでしたし(元々2011年のミュジニーは1樽半しかないのでクリストフ氏の気分次第ですが、、。)、最後のボトル試飲の際もまだクリストフ氏が他の開けるボトルを探している時に「忙しそうだから、この辺でイイですよ。」と余計な発言、、。(見事にここで試飲終了、、。)

こちらは2件目の訪問もあったので、急いで撤収、、。(あの40分さえあれば、、。)

それでもアムルーズまでは試飲出来ましたし、ミュジニーの樽試飲は来年以降の楽しみという事で。

 

1件目から大変貴重な体験が出来ました‼