フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

持ち帰ったワイン。

フランスから帰国する時に、多くのワインを持って帰ってきました。

さて、どんな使い方をしましょうか、、。

 

僕はお酒をあまり飲まないので、フランスに来るまではそれほどたくさんワインを飲んでいなかったと思います。

フランスで僕をワインの世界に導いてくれた思い出深いワインがあります。

 

「Montrachet 1992」(Domaine des Contes Lafon)

 

正直、こんな美味しいワインがあるんだ、、と感動しました。

それ以来、自分なりに本を読み、実際にブルゴーニュまで足を運んで見学したり、買って試飲をしてみたり、、勉強しました。

興味を持つという事は大事ですね。

 

昨今、信州では多くのワインが作られるようになりましたが、実際に地元の方々はワインが好きなのでしょうか。

これから信州のワインを広く楽しんでいただくには、まず地元から。

 

昨年、帰国してすぐに地元の野菜生産者の方と食事会をしました。

その時に僕が持参した1本。

 

「Meursault Les Tessons Clos de Mon Plaisir 2004」(Domaine Roulot)

 

その生産者の方にはすごく喜んでいただきました。(今ではこの方、すっかりワインの世界にのめり込んでいます。)

 

フランス(ブルゴーニュが多いですけど、、。)のワインを安く購入できるのもフランスでパイプを作った僕の強みでもありますし、この辺では僕にしかできないことだと思っています。

早く自分の店を持って、購入してきたワインでワイン会なんかできたら、、とは思っています。

(持ち帰ったワインをただ売ったら面白くないですからね。)