フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

地獄谷のスノーモンキー。

年末年始は北部の小さなホテルで短期シェフをしていました。

せっかく北部に来たという事で一日休みを頂いて地獄谷の「Snow Monkey(スノーモンキー)を観てきました。

 

冬の雪が積もるこの季節は、雪と温泉に入るお猿さんを観にたくさんの観光客で賑わいます。

映画「Life」やイギリスのBBCで紹介され、今や世界的にも人気者になったスノーモンキー

欧米ではサルは熱帯に棲む動物というイメージで、そもそも雪の降る環境にいるだけでも珍しいのに、温泉に入っているというのは貴重な光景だそうです。

 

冬期は車道が積雪で遮断される為、少し離れた駐車場から雪道を片道25分ほど歩いた先にスノーモンキーのいる野猿公苑はあります。

歩道も積雪で危ないので登山用のブーツか長靴は必須。

駐車場で履き替えて向かいましたが、冷たい空気が心地よかったです。

 

 

休憩地である後楽館を横目にサル専用の露天風呂に到着。

 人間さながらに気持ちよさそうに入浴する姿は、何とも微笑ましかったです。

世界的な観光地のせいか外国の観光客も多く(というか、ほぼ外国人、、。)テレビ局まで入っていました。

 

ここのサルに対する注意点は「目をじっと見ない。」「手を出したり、触らない。」「食べ物を与えない。」などがありますが、温厚で警戒心が無いのか、あまりここのサルには危険性を感じないので安心して近くで観れます。

 

 

初めて地獄谷に来たわけですが、いくら観ても飽きない気持ち良さそうなサル達の入浴風景を観て、とても癒された休日でした。