久しぶりの蕉雨館。
久しぶりの蕉雨館でお仕事。
こちらは軽井沢にある武家屋敷。
隣にはもっとカジュアルな別棟もあり、ワーケーションを想定した施設です。
飲食施設ではありませんが、たまに出張料理の依頼を頂きます。
飲食的な備品が足らないので、少し自前で。
真ん中の木のオブジェは小谷村の古民具屋さんで購入した物。
館の周りの木々の葉を飾れば、上手く真ん中にハマりますよね。
9月に入りましたが、まだまだ8月繁忙期の忙しさ。
今週が終われば少し落ち着きます。(何故かシルバーウィークはあまり動きが無い。。)
緊急事態宣言下にも関わらず世間はオリンピックに夏休みでバカンスモードでしたから、少し自粛傾向ですかね。
出張料理に畑収穫に忙しく働いてきましたが、少し落ち着いたら畑仕事(草刈り)や山歩き(キノコ採り)、馴染みのワイナリーさんの収穫ヘルプに時間を使おうかと思います。
もうひと頑張り。。
ツイジラボを見学。
東御市の「ツイジラボ」さんに行ってきました。
8月の繁忙期を終えて仕事が落ち着いたので、以前から伺いたかったワイナリーへ。
以前に飲ませて頂いた、ツイジラボ醸造長の須賀さんがオーストラリアで仕込んだオレンジワイン。
生産者の集まりでお話をしてから面白い方で、早く来たかったんですよね。。
自分もお手伝いをしながら、色々と見学させて頂きました。
まだまだ小さなワイナリーで、昨年は白、赤各1000本弱でワイン特区の2000リットルもギリギリだったとか。
けれども生産を増やす予定は無いそうで、委託が増えるようなお話しでした。
長期間醸したシャルドネ。
人力で搾りした。
どの位の量のワインが出来るか確認しないといけやいので、こちらの搾り滓も計量。
地域を見渡しても、本当に若い生産者が増えましたね。
右がツイジラボの醸造長の須賀さん、左は地元の山口県でワイン葡萄栽培をしている藤村さん。
天候が不安定で大変な年だったと思いますが、生き生きと楽しそうにワイン造りをされているのが印象的でした。
これから収穫、醸造ですから、どんなワインが出来るか楽しみです‼︎
9月の日本ワイン購入。
9月になって、毎年購入のワインを頂きに県内行脚してきました。
今では抽選で購入可能な城戸ワイン。
自分がフランスから帰国した8年前にはまだ県内の酒屋さんの店頭に1週間くらいは並んでいました。
発売が夏のお盆頃なので軽井沢の仕事を1日だけ休んで、県内中の酒屋さんを訪問しましたね。
今では各酒屋さんでも抽選だったりするので、そんな時からお付き合いのある酒屋さんが自分の為に取って置いてくれている物だけ購入しています。
貴彦さんのワインは昔はまだ近所の酒屋さんでも並んでい購入可能でした。
元々はご実家が小布施ワイナリーで北海道でワインを造り始めた事から、最初の販路は小布施ワイナリーの物を使われたと思いました。
この時に役に立ったのが日本ワインジャーナリスト、鹿取みゆきさんの「日本ワインガイド 純国産ワイナリーと造り手たち」
こちらで県内の小布施ワイナリーの販売先を調べて、探していきました。(やっぱり有りましたw)
どちらのワインも買い占めをしたかった訳でもなく、美味しいのに沢山余っていたので購入していただけなんですけどね、、。(当時はフランス帰り直後でお金も無く、資金で買える分だけでした、、。)
昔から一生懸命買っていたのに、今の人気の状況で買えなくなったのは寂しい気もします。
結局、今ではどちらのワインも簡単には購入出来ません。
元々、この本数では仮にレストランのワインリストに載せてもすぐに完売ですし、多くの方に飲んで頂きたかったので、毎回10名前後のワイン会を開いてお出ししていました。
今はコロナ禍でワイン会も出来ずに、大量にある日本ワインをどのように皆様に飲んで頂くか思案の日々です。
感染者もかなり落ち着いてきましたし、ワクチン接種も進んできました。
自分も軽井沢の繁忙期で全く打つ機会がありませんでしたが、今月末には打ってこようかと思います。
冬になる前の10月か11月に、晴れて日本ワイン会が出来たらと思います。
いつもより張り切って揃えたいですね。
それまで、大切に寝かせておこうかと思います。。
無事に8月営業終了。
怒涛の8月も無事に終了!
先日、色々とお話しをさせて頂いた香月さんの作品と一緒に(笑
この方の引き込まれるような青の配色が大好きです。
ワインはお客様の希望でG.ルーミエの「モレサンドニ クロ・ド・ラ・ブシェール'10」
先日、別件で蔵から出したレ・クラも開けましたが、適当に熟成したルーミエは素晴らしい。
今回も蔵から色々なワインをお出ししました。
今シーズンも伺う先々で素晴らしい美術や楽器の音色を楽しませて頂きました。
軽井沢での出張料理の役得でしょうか。
8月前半は首都圏の緊急事態宣言によってキャンセルが何件か出ましたが、馴染みの方々にご予約頂けて問題無く8月を終える事が出来ました。
本当にありがとうございました。
この先の予約も国の方針でどうなるか分かりませんから、受けれる予約は多少無理でも引き受けてきました。
自分1人では厳しい案件もヘルプをお願いするなど、意地でもこなす。
以前、軽井沢のレストランで働いていた時にシェフが「閑散期は休んでも本を読んでもゲームをしていても好きにしていい。ただ、夏はしっかり稼げ!」と仰っていたのは分かります。
軽井沢はこのハイシーズンを逃して他の月を頑張っても売り上げに繋がりません。
仕込みが間に合わないでこの歳で徹夜をした日もありますが、何とか8月を無事に終われて良かったです。(アドレナリン全開で、意外と元気にこなせました。)
これで冬は少しゆっくり出来そうです、、。
最近の畑の収穫。
ヒマワリ、花胡瓜、茗荷の花、零れ種のセルフィーユ、ハコベ、レモンバジル、レモンタイム、レモンバーベナ。
8月は出張料理のみでしたから、少しだけ雑草だらけの畑や自身の体のメンテナンスをして、9月以降の準備をしようかと思います!
天然のハナビラダケ。
雨が降って山が湿ったので、久しぶりにキノコ採りに行ってきました。
メニュー作りで何も思い付かないで困ったので。
運が良く特大サイズのハナビラダケを採る事が出来ました。
遠目で見つけた時はまた不法投棄の何かとも思いましたが、近付いてみてビックリしましたね。
ハナビラダケの天然物なんて、なかなか見つかりません。
家に持ち帰って直ぐに処理。
出張料理でもこの時期のメニューはマンネリ化してしまうので、ちょっとした定番の夏食材以外が入ると料理の印象が違います。
最近の軽井沢は肌寒かったので、最初に少量のスープをシンプルに出してみたり、付け合わせでバターなどと炒めたり。
メニューに困ると畑や直売所、山に行ってみるのですが、いつも何かの手掛かりがあります。
超繁忙期で山に行く2時間も惜しいんですけど、こうしてお客様が喜んでくれたら幸いですよね。
こんなご時世でも9月まで予約がビッシリなので、体調に気を付けながら頑張りたいと思います!
コロナ禍の出張料理。
7月下旬に都市部で緊急事態宣言は出ますし、最近は東京で連日の感染者4000人超え。
色々な方々が政府や行政のやる事に振り回されているのが予約の変化で分かります。
緊急事態宣言後はゲストが来れないという理由でキャンセルが出ましたし、最近は4000超えで危機意識が芽生えたのか、今迄とは違うジャンルの方々から問い合わせがあります。
予想通りにオリンピック終了の8/9からパラリンピック開始の少し前まで長野県でも警戒レベルを上げて飲食の時短営業やお酒の提供制限が始まります。
今迄と同じであまり効果は無いと思うんですけどね。。
過日の出張料理にて。
ご予約は出たり入ったりはありますがGWからずっと沢山の問い合わせを頂き、8月もキャンセルは出ていますが問題無いくらいのご予約を頂いております。
8月は無理してでも稼ぐのが軽井沢のビジネスですからかなり無理して予約を受けておりましたが、暑くてしんどいので良い休養日が出来たと前向きに捉えています。
いよいよ知っている方のお店の閉店といった話も聞くようになってきました、、。
本当に今の飲食業は大変だと思います。
色々な事に振り回されてはいますが、身の軽さが出張料理兼農家の自分の強みだと思います。
色々な案件で先方からPCR検査キットが届くので、ほぼ毎週くらい検査をしております。
無症状で陽性が出ないか、検査結果のメールを開くのは毎回怖いのですが、、。
こんなご時世でも沢山のご予約を頂ける訳ですから、期待に応えられるように感染対策をしっかりしながら忙しい夏を乗り切れたらと思います。
(また出張先での料理写真を撮るのを忘れました。。)
コロナ禍の次。
手持ちの日本ワインは東京のイベントであったり地元のワイン会にお出ししていたので、最近はイベントも出来ないで貯まる一方でした。
最近は残り1本のような貴重なワインも日本ワインの好きな方々にお出ししてます。
城戸さんのリースリング、素晴らしかったです。
GW前からずっと走り続けて、やっと今週末の仕事を終えたら少し休めそう。(夏のハイシーズン前に少しは休まないと、、。)
コロナ禍で飲食業は大変ですが、たまたま以前からやっていたケータリングがはまって、有難い事に沢山のご依頼を頂いております。
今年は遅霜の影響で果樹園の結実が悪く摘果作業が例年ほど無かったので回りましたが、畑仕事と出張料理の仕事のバランスを取るのが難しくなってきました。
目一杯に頂いたご予約は断らずにやってきましたが、そろそろやり方の見直しをしないといけませんね、、。
コロナ禍という事でたまたま出張料理の需要が高まって忙しい日々を過ごさせて頂いてますが、正直この反動でレストラン回帰の流れが来ると思っています。
その時に自分はどうしたら良いのか。
来年は出張料理以外にも日本ワインを楽しんで頂ける場を軽井沢で出来たらと計画中です。
本当に世の流れが分かり難い情勢ですが、臨機応変に対処しながら本当に自分出したい料理を作り続けられるように頑張れたらと思います。