フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

フランスバカンスに出発。

白馬の仕込みを終えて荷造りしたら、直ぐにフランスに出発。

 

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今年は以前から行ってみたかったデンマークのレストランの予約が取れたのでコペンハーゲン経由でスカンジナビア航空にしました。

安いと思って予約しましたが、預け荷物が23kg1つのみで追加料金を取られてしまいました。

22時間前にネット申し込みすればかなり値下がりするので、事前の準備をもっとすれば良かったですね、、。

 

到着は少し遅れましたが、昨年同様の部屋にも無事に到着。

夜到着で荷物も多かった(ほとんど現地の方々の頼まれ物とお土産)のですぐに置いて近くのスーパーで買い物。

店員さんに閉店だからあと1分と言われて、慌てて水だけは購入してきました。

到着初日はあまり動きたくないので日本から持ち込んだペヤング大盛り(笑

 

フランスから帰ってきた当時の目標が「年に1度バカンスを取ってフランスに行く。」でしたが、目標通りに7年連続で来れています。

(通常の料理人の「自分の店を持つ。」では無いところが自分らしい。)

当時のバカンスは軽井沢の閑散期の1〜2月でしたが、白馬の仕事を頂いてからは11月にフランス、夏、秋は軽井沢、冬は白馬、その他の時期は農業と1年間のサイクルが確立されました。

フランス時代からワインをやっていたおかげで軽井沢別荘の方々から贔屓して頂き、店を持たない出張料理サービスも板についてきました。

出張料理はお客様からも距離が近いので、ワイン好きな方々が喜びそうな話のネタを現地で調べてくるのも立派な仕事です。

皆さん、大抵はFacebookをやってらっしゃるので、軽井沢内での情報拡散には困らないです。

 

この歳になってくると、勉強の為の食べ歩きも本当に必要なレストランにのみ行きたいと思います。

以前から畑に近いレストランのようなファームtoテーブルのイメージの強いデンマークのレストランの試みは長野に合っていると思っていました。

寒さの環境の厳しいところや、それに基づく優れた発酵技術が発達した事など、自然環境も長野に似ていますよね。

レストランの予約が取れなかったら辞めましたが、無事に予約が取れました。

今から楽しみです。

 

あまり軽井沢の顧客情報の問題上で別荘内での写真アップを控えていますが、もう少し自分も知名度を上げてこうして学んだ事を地域に活かす事は出来ないかと模索しています。

こうした時に店の冠が無いと信用が無いんですよね、、。

最近は県の地産地消イベントが数多く開催されていますが、自分もフランスから帰ってきて7年間ずっと軽井沢の出張料理では地元食材のみで勝負しているんですけどね(笑

地道にブログに書いていて記録が残っているのが救いでしょうか。

 

こちらの記事もフランスから書いています。

もう数日経ちましたが、フランスの体験をつらつらと書いていこうと思います。