フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

今年の果実酒を仕込む。

年内の出張料理も終わったので、畑の残りのラフランスを果実酒にしました。

 

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今年は5月の遅霜でスモモとプルーンが実を付けなかったので、仕込めたのはブルーベリーとラフランスのみです。


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ラフランスの場合は皮や種も味になるので、くし切りで氷砂糖と一緒にホワイトリカーで漬け込みます。

色々な種類の果実酒を作りましたが、ラフランスは味わいの抽出が早い印象です。

 

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フランスから帰ってきて毎年ウチの果樹園のフルーツを漬け込んでいますが、なかなか大した量になってきました。

色合いや味わいは太陽(スモモ)やプレジデント(プルーン)が良くて、貴陽のような値段が高いフルーツが美味しい訳でも無さそうです。

 

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桃などの夏のフルーツに合わせて大活躍したレモンバーベナですが、枯れる前の今のうちに乾燥ハーブにしておきます。

 

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ハーブティーは勿論ですが、メレンゲ菓子なんかに砕いて混ぜると凄く風味が良くて美味しいです。

他のハーブの鉢上げや藁を被せたりの越冬準備はフランスから帰ってきてからでしょうか。

 

畑仕事を終えたら次は白馬入りして、今から出来る仕込みを始めます。