フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

フランス帰国後、夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬のホテルで総料理長。畑仕事にワイナリー巡りにバカンスはフランス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

Ferme36の畑を訪問。

白馬の仕事も落ち着いたので、残りの仕事をこなしつつ県内のワイナリー巡りを再開。

先ずは大町「Ferme36(フェルム36)」矢野さんの畑を伺いました。

 

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この日はあいにくの雨。

昨年、伺った時にはまだ雪があったくらいですから暖冬ですね、、。

 

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これだけ暖かいとウチもそうですが早いウチの開花が心配になります。

この辺りは分かりませんが、佐久でも5月中旬くらいまでは霜の心配がありますからね、、。

開花中に霜が降りると、受粉出来ずに実になりません。

 

ブルゴーニュからの預かりワインもお届けしたのですが、運が良い事にこの数十分後にスペシャルゲストがいらっしゃるという事で、待って自分も同行させて頂きました。

 

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枝の節間が狭い事がとても珍しいそうです。

樹に大きな負荷がかかっているので、ポテンシャルが高いとの事。

矢野さんの畑の樹はこれで5年目ですからね、、。

5年目なら他の畑ならもう少し太いと思います。

 

 

スペシャルゲストと畑でのお話から部屋に移ってテイスティング

 

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大町のワイン2本に参考比較のワインが1本。


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こちらが矢野さんのワインで、長野県では珍しい混植混醸ワインです。

セパージュはシャルドネ33%、ソーヴィニョン・ブラン27%、ピノ・ノワール14%、ピノ・グリ11%、シュナン・ブラン5%、ツヴァイゲルトレーベ5%、その他5%。

これだけの種類が入って初醸造で香りや味わいがまとまっているのが素晴らしいですし、これを手掛けた委託醸造先のヴィラデスト小西さんも流石過ぎ。


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こちらは言わずと知れた元祖混植混醸日本ワインのクリサワブラン。

VTは矢野さんのワインと合わせて17年でした。

 

これらのワインを試飲したゲストのコメントが凄過ぎて、只々ビックリですね、、。

説明されても自分にはその香りや味わいが拾えない始末。

まだまだ勉強不足です、、。

 

本当に世界トップクラスのお話は大学の講義を受けているような素晴らしい時間でした。

あの会話に自分も付いていけるようになりたい。

 


残念ながら「世界が恋するNAGANO WINE」を謳うなら、生産者もあのレベルで物事を考えていかないと世界のワインシーンとはかけ離れていきますね、、。

多雨多湿な日本で、ワインを作る基準が厳しいEUの数値の範囲内で造るのが難しいのは分かりますが、その世界常識の数値内でない限りはなかなか世界には認められないというのも納得の話です。


前日が休みだったのが急な仕事で休日出勤になり、この日にたまたま代休を取ったのですが、思い掛けず素晴らしいワイン体験が出来ました!