フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

今シーズンは絶好調。

皆んなの頑張りで今シーズンは絶好調です。

 

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忙しい日が続きましたが、やっと皆も仕事を覚えたので休みが取れるようになりました。

予約無しでも結局は埋まるので、この日は一応夜待機でBARでドイツビールを頂きながら様子をチェック。

 

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八方でナイトスキーをやっているのは名木山ゲレンデだけなので、その様子を眺めながら本格的な食事が出来ます。

 

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暖炉の火もレストランの暖かみを作ります。


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高い天井は海外からのお客様にとても喜んで頂いてます。

団体でも20名前後までは対応出来ますし、その位の人数になるとメニュー決め打ちのレストランが殆どだと思いますがウチはバイオーダーでやっています。

勿論、いきなりバラバラの20人前のオーダーが来るのは大変ですが、取り分けをしないで自分の好きな料理を食べたいのがここに来る外国人のお客様の希望なんだと最近では思います。

 

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業者さんの話を聞くと何処も白馬は苦戦みたいですけど、ウチは好調だった昨シーズンを上回る勢いです。

 

リゾートは色々なシステムを変えても「良かったから来シーズンにまた行こう。」みたいに、その結果は次のシーズンに出る物と思っています。(特にウチは年1回来るか来ないかの海外からの訪日客がほぼ100%なので。)

自分が来て4年が経ちますが、遠方から来てくださる海外からのお客様にやっと料理も認知されて来た気がします。

 

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年末年始を終えたら仕込みの時期ですが、今は作れば出る状態でストックが全く増えません。

こちらはオーストラリア人が好きな仔羊のスネ肉。

 

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香味野菜、トマト、ハーブ類と煮込んでいきます。

料理はL'ami JeanやJadisのパリ仕込みのビストロテクニックが活きていますし、温かい料理が1人でも出せるように焼く、蒸す、茹でる、揚げるなどの料理をバランス良くメニューに組む事も心掛けています。

 

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今シーズンはドイツ人に教わってデザートもテコ入れしました。

 

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スポーツを楽しんだ後の欧米人の喜ぶデザートの味付けや演出を教わりましたが、言われて出して成る程納得です。

(昨年、会社で行かせて頂いたオーストラリア滞在も参考にしました。)

 

おそらく日本人のお客様には喜ばれませんが、その辺りの割り切りは必要ですね。。

 

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今シーズンのシンガーも素敵な歌声でレストランを盛り上げてくれています。

可愛らしい見た目によらずパワフルな歌声で、彼女が歌うと売り上げが上がります(笑

 

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少し疲れが出て来た時期ですが、海外スタッフをまとめながら良いシーズンにしたいと思います‼︎