フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

4年半の料理修行を終えて地元信州に帰ってきました。帰国後の出来事、感じたことをつらつら書いていきます。

当時のスタッフでワイン会。

パリ最終日の夜は以前働いていた当時のレストランスタッフがシェフ宅に集まってのワイン会でした。

 

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先ずはフランスでも購入の難しくなったアルノー・アント。

自分が本帰国する時分から名前を聞き始めましたから、あまり飲んだ事が無いんですよね、、。

 

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こちらは皆でブラインドのルーミエのシャンボール・ミュジニー'99。

シェフが「恐らく当たらない。」と言われたヴィンテージは1999年。

ブラインドで飲んだらまだ2000年半ばか後半と思えるのは、蔵出しで凄く状態が良いから。

99年とは思えない位若々しい。

これを基準にすると、日本に届くワインはかなり熟成が進んでしまっているのが良く分かります。

 

後半2本はシェフが「ミツさん、セラーから好きなワインを持ってきてイイよ。」という事で、エグ過ぎるラインナップからかなり控えめに選んで先ずはドーヴネのムルソー'05。

 

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ドーブネもアリゴテでさえ今は180ユーロ以上(約23500円)ですから遠くへ行ってしまいましたね。

 

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控えめに村名ムルソーにしましたが、これはこれで300本生産の超貴重なワインでした。(知らないで頼んでしまいました、、。)

ブラインドをしても意味が無いくらい香りも特徴的で素晴らしいルロワのワイン。

あの香りを嗅いでいるだけで幸せになれます。

 

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赤はモルテのシャンベルタン'99。

昨年に先代モルテを飲ませて頂いてから、事ある毎に飲んでいる生産者です。

今回は何でも、の言葉に甘えてトップキュヴェのシャンベルタンを選ばせて頂きました。

これがまた、めちゃくちゃ美味かったです。

シェフ、ご馳走様でした。

 

 

当時は1ツ星を取ったばかりで「皆で日本人初の2ツ星を取ってやろうぜ!」と凄く勢いがあった時期だと思います。(次の年には日本人初の2ツ星を獲得しました。)

皆でチップを貯めては自分らでは買えないようなワインを買ってワイン会を開いていましたから、自分も凄く良い勉強になりました。

(今のブルゴーニュワインの値段を考えたら、到底出来ませんね。)

トップのワインにはトップの食材を、とオマールブルトンでも白トリュフでも何でも準備しました。

しかもオマールは特大のエビフライにしたりと遊びも入れながら。

あの遊びをしていたから、軽井沢の出張料理が出来る遠因にもなっています。

 

しかし、シェフも当時の同僚も変わらずパリで活躍していますね、、。

また会う時に恥ずかしいレベルでないように、またこんなワインが皆で飲めるように長野で頑張れたらと思います!