フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

4年半の料理修行を終えて地元信州に帰ってきました。帰国後の出来事、感じたことをつらつら書いていきます。

柏屋旅館で食事会。

柏屋旅館で無事に飲食営業許可も取れたので、柏屋旅館の皆さんと一緒に食事会を開きました。

 

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先ずは皆んなでシャンパンで乾杯。

 

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柏屋旅館の皆さんには営業許可の取得に協力して頂きましたしこれからもお世話になるので、皆さんに美味しい料理とワインを楽しんで頂こうと企画しました。

 

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ウチの蔵のワインと手持ちの食材で簡単に作ってみました。

ドンペリニョンは自分がパリ時代に働いていたレストランで、誕生日にプレゼントで頂いたシャンパンです。

「日本に帰って店を開いたら開けます!」という話でしたが、今回でセミオープンという事で開けました。

後は分かりやすく良い物に触れる事を知って貰いたかったから。

自分は安くて勉強にならないお酒なら、そんな回を何回か我慢して良いお酒を飲む事を選びます。

田舎の飲み会は残念な飲み会が多いですし、年長者が良いお酒を若い子達に振る舞う器量があっても良いと思います。

 

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白、赤は地元のワインにしました。

波田野さんのまるまる時代のワインとファンキー・シャトーのピノ'14。

単純に美味しいワインを飲むという事もありますが、地元の新しい食文化の波を知って貰う為にこのワインを開けました。

 

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こちらは定番の佐久穂町八千穂漁業」大岩魚のマリネ。

畑のトマトやキュウリ、茗荷を散らしました。


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以前、頂いた伊那「ざんざ亭」長谷部さんの特製鹿ソーセージ。


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メインは冷凍庫にあった豚のフィレと鴨肉。

パリのビストロ仕込みの白土馬鈴薯のポムピュレ(マッシュポテト)と地元温野菜の付け合わせ。

 

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私塾の塾生さんも料理の盛り込み参加。

 

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良いリアクション(笑)

皆さんに喜んで頂けて良かったです。

 

せっかく飲食営業許可を取ったので、こんな事を考えています。

 

こちらは宿泊機能もあるので、ゲストハウスのようなアットホームな雰囲気で食事は地元食材のフレンチ。

周りには柏屋旅館シェアハウスのアーティストの作品を飾り、信州一拘りのNAGANO WINEリストの中からワインを楽しんで頂いて、酔っても直ぐに部屋に帰れるリーズナブルなオーベルジュ

素泊まりも3000円なので、下手に代行で帰るよりは安く済むと思います。

こんな営業をイメージしています。

 

フレンチ営業は週末は自分も別の仕事があるので、先ずは水曜日限定営業を予定しています。

今回は有り合わせの簡単な料理でしたが、柏屋旅館の皆さんにこんな事をやりたいという営業のテストも兼ねてやってみました。

やってみて足らない部分が多々あったので、もう少しお客様にお金を頂くに足る設備(厨房設備やテーブル、椅子。それに皿、グラスなどのカトラリー、ワインセラーなど)にはしていけたらと思います。

 

都市部でならお金をかけてフレンチレストランを開いて独立も考えられますが、人口10万くらいの佐久市ではリスクだと思います。

かと言って東信地域にこれだけワイナリーが増えれば、それらのワインが飲めるレストランが必ず必要になると思います。

背伸びしないでコツコツと個人店が出来る事をやり、食から地域を盛り上げられる活動をしていけたらと思います!