フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

オーストラリアから帰国。

オーストラリア滞在も無事に終了。

無事に日本に帰ってきました。

 

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オーストラリアは17年前にバックパッカーで旅をして以来でした。

あの時は物価も半分くらいのイメージで、ワーキングホリデーでオーストラリアに行く人達は「しっかりお金を貯めて行かないと、向こうでは稼げないよ。」と言われた時代でした。

それが今では日本より何でも高い。

白馬にいる時から聞いていましたが、レストランのウェイターでも時給は2000円以上、シェフクラスになれば月収も100万だとか。

休日、祝日に働けば2〜3倍の額を支払わないといけないというのですから、日本とはまるで違います。

色々、旅行もしましたが、先進国で日本ほど外食の安い国はありませんからね。

アジアでも日本より安いのは、元々の国民所得の低いタイやベトナムインドネシアなどの国々くらいです。

日本の飲食の金額は働いている人達の犠牲によって成り立っていたのがよく分かります。

 

自分が任せられている白馬のホテルはランチ以外はオーストラリアやヨーロッパからの外国人客のみなので、こうしてオーストラリアに滞在してみて体験した今の物価や料理のクオリティ、サービスなどはとても勉強になりました。

 

本当はもっと行きたいレストランやお肉屋さんがあったのですが、会社でこれだけやって頂いた訳ですから贅沢は言えません。

自由時間がたくさんあれば、また自分は仕事みたいな事を始めますからね、、。

今回は凄くオーストラリアという国を楽しめたので、勉強したいなら今度は自分で来れたらと思います。

 

色々と吸収出来たので、来シーズンの白馬が楽しみです(笑