フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

白馬で飲食深夜ワイン会。

ウチのスタッフの誕生日、長野を代表する飲食関係の方々の白馬入り、自分の誕生日近し、、という訳で、ワイン好きな「白馬飯店」店主のご好意で場を借りて深夜ワイン会を行いました。

 

ワインは今回は自分が全て担当。

 

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今シーズンはよく頑張ってくれているウチのスタッフに何が飲みたいか聞いたところ、「飲んだ事が無いジャックセロスとコシュデュリが飲みたい。」という事だったので、、。

なかなか贅沢なリクエストですが、自分も久しぶりに飲みたかったので良しとしました。

後は古いブルゴーニュと後半に疲れない自然派のワインを佐久のうちの蔵から出してきました。

 

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白馬は新しい飲み屋が沢山出来る割には美味しい食事処が少ないな、と感じます。

既に訪れるお客さんの6割以上が外国人の白馬では、飲み屋の方が外国人相手にアルコールで稼げますからね、、。
そうした騒ぎたいお客さんとは違うバカンスを利用した長期滞在の落ち着いた方々や家族滞在もいる訳ですから、もっと料理のクオリティを地域で上げていかないと、と感じています。

 

この日は美味しい物を出したい思いや地元愛の強い方々と話して飲んで凄く楽しかったです。
地方で料理人が出来る事も沢山あると思うので、滑って飲んで、更に美味しい魅力的な地域にしていけるように、頑張れたらと思います!

 

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