フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

他国の祝日を知る。

先日(1月26日)はオーストラリアの祝日「Australia Day」でした。

白馬はオーストラリアのお客さんが多いので、この日は外国人向けのお店はお祭り騒ぎになります。

 

オーストラリアデイとは何なのか?

オーストラリアの建国記念日

 

オーストラリア人スタッフに聞いても、「朝から飲んで楽しむ日」みたいな答えだったので、自分なりに調べてみました。

 

1788年1月26日に植民を目的としたイギリスの艦隊がシドニー・コーブに到着した事に因んで定められた。数十年間は認知されていなかったが、1818年にニューサウスウェールズ州の知事ラックラン・マッコーリーが祭典を開いた事で定着した。1994年には全土で祭典が開かれる様になり、音楽演奏会も行われ、首相の声明文も読まれる。現在では広く支持されているものの、アボリジニやその擁護者達からは批判的な声も聞かれる。(Wikipediaより抜粋)

 

イギリス人から見たら「初めて上陸した日」ですが、原住民から見たら「侵略の始まった日」になり、下部のアボリジニやその擁護者からは批判的な声が聞かれるというのも理解出来ます。

 

自分も15年前にオーストラリアでバックパッカーをしていたので、凄く好きな国です。

しかしこうした歴史背景を知ると、何だかお祭り騒ぎで楽しむ日というのも違う気がするんですけどね、、。

 

自分もフランスに居たので、祝日については勉強しました。

宗教や歴史背景が絡む事が多いので、祝日を知る事はその国を知る上では大切な事だと思います。

 

「オーストラリアデイ」

 

色々と考えさせられますね。

(仕事が忙しくて、写真は撮れませんでした。。)