フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

プリマヴェーラの改築レセプションパーティーに参加。

元スタッフとして招待されまして軽井沢「Auberge de Primavera(オーベルジュ・ド・プリマヴェーラ)」の改築レセプションパーティーに行ってきました。

 

新しく出来た建物の2階には素敵なスペースがありました。

 

 f:id:monsieur0204:20170421214551j:image

 

軽井沢の中でもなかなか無い本格的なフランスの雰囲気です。

 

f:id:monsieur0204:20170421214618j:image

 

2階に登る階段上のシャンデリアも素敵です。

 

f:id:monsieur0204:20170421214914j:image

 

トイレに伸びる通路もトイレ内もかなりの拘りです。

 

1階の大部分は広くて機能的になったキッチンです。

新しく出来た建物や広くて立派なキッチンを見学させて頂いて、元スタッフの懐かしい顔ぶれと楽しい時間を過ごさせて頂きました。

 

f:id:monsieur0204:20170421215110j:image

 

フランスから本帰国して独立の準備に先ずは地元のレストランで勉強しようと働いたのがプリマヴェーラでした。
GW明けから働きましたが、沢山の社員がいる割には畑仕事や皆でスポーツをしたりと何処かのんびり。
ところがいざシーズンが始まるとガムシャラになって働きました。
ここでは軽井沢の1年間の極端なお客さんの流れを学びましたし、お客さんの来ない時期の過ごし方も学べました。
小沼シェフは今でも年1度はフランスのオーベルジュを視察に出掛けられますし、自分の理想がしっかりイメージ出来ているからこうしたフランスのようなオーべルジュを形に出来るのだと思います。
シェフにご挨拶に行った時には今でも「あれがやりたい、これもやりたい」と話してくれます。

今、自分が自由な働き方をしているのも、短い期間でしたがここで働けたおかげだと思っています。
50歳を過ぎてもあのように自分がやりたい事(格好良く言えば夢でしょうか。)を語れて輝いていられるように、自分も地元で頑張ろうかと思います。

 

これからここから素敵な時間が流れると思うと、凄く楽しみですね。

自分も機会があれば、今度はお客の立場で伺おうかと思います。

 

f:id:monsieur0204:20170421215437j:image