フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

パリの日本人宿。

今回のパリ滞在は日本人宿のドミトリーに泊まりました。

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一泊二食付きで20€(約2600円)でした。

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それほど凄い料理でも無いですが、しっかり量は食べれます。調理担当の中国人の方がたまに作ってくれる餃子は美味しいです。
キッチンや共同の冷蔵庫もあるので、自分で買い出して調理も出来ます。

友人宅が泊まれなくてこうしましたが、昔はオーストラリア、インドネシア、タイ、韓国をバックパッカーで旅行しましたし、パリの住居が決まらない間はユースホステルから職場に通っていたのであまり苦にしませんでした。
高いホテルに泊まっても寝る為に帰るだけですし、そんな事はもう少し歳を取ってからすればイイと思っています。(高価なホテルに泊まれるほど稼いでもいないので、、。)
浮いたお金は全てワインと食事に投入しました。

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他のユースホステルでは物が無くなりがちですが、日本人宿なので盗難などの心配もほとんどありません。
共同のパソコンなども完備。

何よりこうした場は、会う人達がバラエティ豊かで最高に楽しかったです。
世界、ヨーロッパ周遊中の人やコーヒーの原種でコーヒーが飲みたくてエチオピアに行った人、フランス軍の外国人傭兵部隊所属の軍人、ブタペストで起業予定の人まで、普通に日本では会わない人ばかりでした。

しかし、今の若い人はネットやこうした場で情報を集めて、とても経済的な旅行プランを立てますね、、。
お金をかければ移動も宿泊先も簡単に決められますが、限られた予算で最高の旅行プランを立てる計画性は、社会に出ても充分通用するかと、、本当に感心。
こうした人達とFBで繋がれたのも、今回の大きな収穫でもあります。

もちろん不便もありましたが、それ以上に有意義な時間が過ごせたと思います。
来年は友人次第ですが、泊まれたら面白いかもしれませんね。