フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

L'inconnuで食事。

パリ時代に働いていたレストラン「Passage53」の同僚、檜垣シェフがパリにオープンしたイタリアンレストラン「L'inconnu(ランコニュ)」に行ってきました。

パリでイタリアンレストランをオープンする夢を実現する為にパリに来て7年、ついに夢を実現。
早速、お店に伺いました。

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先ずはシャンパンを頂いて、アミューズから。
かぼちゃのタルトレットは盛り付けも凝ってますよね、、。

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こちらはカリフラワー。

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前菜はホタテ
レフォールのクリームが良いアクセント。

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鱈とカブのシンプルな一皿。

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ホロホロ鶏のロースト。
ムール貝と合わせるとか、意外ですね。

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パスタはポルチーニ茸。

イタリアンなら温前菜かもしれませんが、こちらは最後に締めパスタ。
希望を聞いて少なくしたり、大盛りにしたり出来ます。これでお腹の具合も調整出来てイイですね。

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本デザート前に洋梨の一皿。

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メインはモンブラン

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ワインリストは泡以外は全てイタリアワイン。
頼んだワインは同じ銘柄の年違い。
VTの違いを感じることが出来ました。
一概には言えませんが、イタリアワインは意外と若い方が良いのかもしれませんね。

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食後酒にロマーノ・レヴィ。
ワインも詳しい檜垣シェフの流石のリストでした。

Passage53の2ツ星獲得に大きく貢献した檜垣さんの料理は、オープン4日目とは思えないほどクオリティが高くて美味しかったです。
ワインリストもビックリする位充実しています。

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場所はパリで有名な日本食レストラン「あい田」さんの真ん前です。
まだオープンしたばかりで、メニューはありますが看板もありません。(自分の帰国当日に看板が到着。)

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後日、行った時はちょうど料理の撮影でした。
何だか楽しそうです。

昔は同い年という事もあり、お互いの夢を話しながら過ごしていたので自分も凄く嬉しいです。
食事した次の日は定休日だったので、昔のように今後のやりたい事を2人で話しました。

彼はこれからパリで新しいイタリアンを、自分は長野で新しい事に挑戦。また来年、お互いの近況を楽しく話せるように自分も頑張りたいと思います。(真ん中は檜垣シェフの奥様です。)

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