フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

同時多発テロ後の渡仏。

今年は11月19日〜12月2日までフランスに行ってきました。

11月13日(金)にパリの同時多発テロがあった後です。

普段は1、2月に行くのですが、今年の冬は白馬でシェフ業を頼まれたので、行くならこのタイミングしかありませんでした。

遊びに行くのでは無く、来年の仕事に必要な食材、ワインを購入してくる為ですから行かない訳にはいきません。

現地の友人達にパリの空港、交通機関の状況を聞いて問題無さそうだったので行ってきました。

実は前回も行く前にシャルリーエブド襲撃事件があったのですが、その後は警備が厳しくなってスリなどが居なくなったのでかえって安全だった位です。

ツアーなどはキャンセルが相次いだみたいですが、それはツアー会社は何かあってはいけないのでキャンセルするでしょう。

僕は個人ですし、そもそも買い出しで食材屋やワイン屋訪問ばかりで観光客が行くような場所には行かないですからね。

あとは日本メディアの流す情報に惑わされずに、現地人から情報を仕入れられるかではないかと。

(特に今回はフランスに情報源のある人と日本のみの人との情報格差を感じました。)

これを今書いているのは既に帰国した後です。正直、少しは交通機関やお店に問題はありましたが、困るほどの事案ではありませんでした。


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次回からフランス滞在を書いていきたいと思います。