フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

コラボディナーの打ち合わせ。

来月開催予定のパリ時代の友人、阿部シェフとの尾山台「à Bêe(ア・ベー)」コラボディナーの打ち合わせで阿部シェフと一緒に信州のワイナリーと食材の現場を巡ってきました。


東京から到着した阿部シェフを車に乗せて出発。


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先ずは「小布施ワイナリー」


阿部シェフのお店でも小布施ワイナリーのファンが多いらしく、ここは外せません。ワイナリー販売限定のワインも多いですからね。

阿部シェフと試飲しながら(自分は運転なので香りだけ)幾つか購入しました。


小布施ワイナリーの販売所内は撮影禁止なので写真はなしです。


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次に「たかやしろワイナリー」


地元の方々に普段飲みで買って頂けるように、という考えから、値段は1500〜2000円位です。

長野は海無し県なので自分は川魚を頻繁に使いますが、その川魚によくたかやしろワイナリーさんのソーヴィニヨン・ブランを合わせます。このキュヴェ・タケロクのクオリティはコスパ高いです。

前回も使用したので、今回は違うワインを購入しました。


菅平の山を越えて先日開講したばかりの民間ワイン醸造学校、東御市の「アルカンヴィーニュ」で見学、試飲をしました。

滞在中、急に凄い雨が降り出して雹も降る始末。

今年はここまで果樹関係は順調だっただけに心配、、。(後日、伺いましたが、昨年と比べたら対処出来るレベルなので問題無いそうです。)


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食材の現場は八千穂漁業、佐々木君の案内で養殖場の信州サーモン、大岩魚などを見学。


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こちらは最近、個人的にお気に入りの大岩魚です。
県内にもいろいろ養殖場はありますが、隣の流れの早い綺麗な川から入れた水を常時循環させているこちらの養殖場で育った川魚は臭みも無く、本当に美味しいです。

食事して温泉に入って、夜は自宅でワインを飲みながら打ち合わせ。

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ノンラベルの中身ははシラー'12、隣はキャトルサンク・メルロ'13(小布施ワイナリー)です。


食材も豊富な時期なので、案外あっさり7品のメイン食材と大まかな調理法、7種のワインは決まりました。

あとは脇を飾る食材ですね。


泊まってもらってウチの畑を見学してもらいました。


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露地物のハーブの香りは違いますから、幾つか摘んで、食用の花も持ち帰ってもらいました。


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当日が楽しみですね。