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フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

4年半の料理修行を終えて地元信州に帰ってきました。帰国後の出来事、感じたことをつらつら書いていきます。

こぼれ種のハーブ。

フランスから本帰国して自分の畑をやり出して3年が経ちました。

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元々は軽井沢のレストランで働いた事がきっかけでした。
軽井沢は繁忙期、閑散期が本当にはっきりしています。
GW前、夏の繁忙期前というのは本当に暇でした。それでも繁忙期である程度稼げるので気にしないのが軽井沢の商売です。
しかし、どうもその何もしない時間がもったい無いと思い、地元の利を活かして畑を始めてみました。

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ネット上から自分が料理に使いたいハーブの種を購入しました。
やり方はこの道何十年の祖母に教わりながら、ハーブを育てていきました。

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最初は一般的なディル、セルフィーユ、パセリ、タイム、ローズマリー、エストラゴン、ミント、シブレットなどです。

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1年目も上手くいき、2年目には花が咲きました。こうした花も料理に飾れると1年目と同じように育てていきました。

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3年目にはこぼれ種で何もしなくてもハーブが生えてきました。
こちらはイタリアンパセリとディル。
もちろん、生えてこない種類もあります。

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3年やってみて、ハーブはいちいち毎年植えては育てるのではなくて、こぼれ種で出るのが1番だな、と感じました。(もしくはシブレットのように越冬させて2〜3年。もしかしたら消えてしまう事も想定して、毎年苗を育てて植える事も現段階では欠かしません。)
おそらく雑草のように勝手にたくさん生えてくるこうした背景が、ヨーロッパの料理にふんだんにハーブが使われる理由なんだと思います。
(もちろん、これに該当しないハーブもあります。)

今年もフランスから帰って張り切って肥料を蒔いて耕耘機で土起こしをしてしまったのですが、こぼれ種が生える5月のGW明けまで様子を見た方が良さそうですね。

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毎年、陽射しに弱いハーブは夏の間に暑さでやられてしまうのですが、今年は木陰にハーブの畑を開墾してみました。
まだ小さいですが、この位のスペースで一夏使えるハーブは育てられそうです。

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自分は料理人なので、ずっと畑をやるわけにはいきません。
こぼれ種で毎年生えてくればいろいろな手間が省けますし、ここまで最低3年はかかるので他店に真似される事もありません。

「適地適作」

毎年、苗を作って植えなくても、こぼれ種で放置しても生えてくる、そんな充実のハーブ畑にしたいと思います。

(ちなみに最初の写真は、自分の畑の周りの景色です。)