フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

軽井沢別荘女子会で料理。

先日は軽井沢別荘女子会で料理作ってきました。


フランス、ブルゴーニュの友人が友達と軽井沢の別荘で集まるという事で、その料理を作りました。


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簡単なトマトのサラダ。

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ウチのミョウガ茸が美味しかったので合わせてみました。フランスでは生のエシャロットを使いますが、今回はウチの畑の赤玉ねぎのみじん切り。
バジルの苗や紫蘇が小さく可愛かったので少し摘んで添えました。

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佐久穂産大岩魚のマリネ。

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最近、凄く気に入っていて使っている佐久穂漁業さんの大岩魚。
川魚は寄生虫がいるので生では食べれませんが、養殖物のこちらの物は食べれます。これが美味しいんです。
7月まで美味しくなるそうで、これからも使用頻度が増えそうです。
飾りに畑のカプシーヌ(ナスタチウム)やディルなどのハーブを添えてみました。

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東御産の極太のアスパラです。
もう一回り細い物はサラダに。
こちらは立派だったので、フランスから持ち帰った高級有塩バターで落とし紙をしながらゆっくり火を通しました。

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原木椎茸と極細のアスパラはシンプルに炒めました。仕上げにフランスのノアゼットオイル。

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メインはこちらも最近お気に入りの中野産の豚ロースです。

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塊を2時間かけてゆっくり火を通しました。最後に山葵サワークリームと川で摘んだ山葵の葉を添えて。

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女子会でサラダが喜ばれると思ったので、川で摘んだクレソン

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花が咲いて使えないと思っていましたが、まだ咲く前で問題無く使えました。

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集まった友達の中に誕生日が居たという事で、今回は中軽井沢の新しいパティスリー「irodori」さんにバースデーケーキをお願いしました。

最初のサラダから東京ではなかなか食べれない料理に満足して貰えました。


主食材さえ決まれば川でクレソンや山葵を採ったり畑でハーブや花を摘んだりと、食材に困らない季節になってきましたね。


今回は仕事では無いので簡単に作りましたが、料理も好評だったみたいで本当に良かったです!