フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

名古屋土産でワイン

パリ時代の後輩の名古屋土産で貰った羽だけ毟った頭、内臓付きの鶉と半身の合鴨胸肉を貰いました。(彼の地元、豊橋市は全国で唯一、鶉の農協がある位に鶉が有名らしいです。)

1人で食べてもつまらないので、いつもお世話になっている佐久穂町の野菜生産者「GoldenGreen」在賀さん宅で一緒に楽しみました。


f:id:monsieur0204:20150607231746j:plain

先ずは在賀さんの育てた玉ねぎのローストと八千穂漁業さんの信州サーモンのスモーク。

f:id:monsieur0204:20150607233304j:plain

あとはウチのハーブや花(ディル、アマランサス、シブレットの花など)を添えました。

f:id:monsieur0204:20150607232003j:plain

こちらも在賀さんの育てたサラダ(レタス、水菜、ルッコラ、春菊)です。

f:id:monsieur0204:20150607232207j:plain

こちらはルッコラソースを流した茶碗蒸し。
毎回自分はあまりこのお宅では調理しません。しなくても良い位に在賀さんは料理がお上手です。

f:id:monsieur0204:20150607232330j:plain

こちらが豊橋市の鶉です。
FBに載せると「大き過ぎ⁉︎」とコメントを頂きましたが、実際にサイズは鶉にしてはかなり大きいです。
それに味が抜群に良かったです。
良い食材を教えてもらいました。

f:id:monsieur0204:20150607232747j:plain

鴨も骨付きだったので焼き縮みも無く、家庭のオーブンにしてはしっとり焼き上げる事が出来ました。

ワインはこの2本。

f:id:monsieur0204:20150607232902j:plain

「Yoichi-Nobori Pinot Noir 2010」(Takahiko Soga)

「Funky Rouge 2012」(Funky Chateau)


持ち込んだ国産ワインや地元のブーランジェリー「りあん」さんのグリーンペッパーのパンと料理の相性も最高でした。


思わぬ形で贅沢な夜になりました!