フランス帰りシェフの信州田舎暮らし。

8年前にフランス料理修業を終えて故郷の佐久市に帰ってきました。夏は軽井沢で出張シェフ、冬は白馬でホテルの総料理長。畑仕事にワイナリー巡りに11月は1ヶ月のフランスバカンス。今迄に無い料理人の生き方を模索中。

La Tour d'Argent Tokyoで食事。

ニューオータニ内「La Tour d'Argent  Tokyo」に行ってきました!


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日本人シェフが僕の先輩なので前日にご挨拶に行ったのですが、まさかこんなに早く訪問できるとは思いませんでした。

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お店の雰囲気がグランメゾンですよね、、。あまり自分もこういうレストランには来ないので、楽しみ過ぎてはしゃぎまくりです。

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前菜はアオリイカキャビアにしました。
どうも日本でフォアグラなどの料理を食べたいと思わないんですよね、、。
食べるならパリ本店かなと。

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こちらもスペシャリテのクネル。
前菜で頼めるのですが、これは全員分を小ポーションで出して頂きました。

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メインは鴨とそのガラで取った血のソースです。
以前からこれを食べたかったんです!

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こちらの器具で潰してソースを作ります。
客席から見える場所で火が入り過ぎないようにゆっくりかき混ぜながら温めていきます。

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付け合わせはこれまたクラシックなポム・スフレ。
ポテトチップスを膨らませたイメージですね。

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更にはモモ肉とサラダ。
何だかこの鴨だけで、3皿も出て来たのは驚きました。

パリの本店が1582年創業。

ここまでくると単純に食事というより「歴史を食べる。」と言った感じでしょうか、、。

代名詞というべき鴨には番号が付くのですが、自分は235259羽目でした。

(ちなみに東京支店は昭和天皇が53211羽目を召し上がったという事で53212羽目から始まっているそうです。)


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デザートはクレープシュゼット。

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サービスの方が目の前で調理してくれました。

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ワインは泡で始めてこの3本。

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「Puligny-Montrachet Les Pucelles 2004」(Lefleive)

「Chateau La Misson Haut Brion 1997」

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「Ruchottes Chambertin 1999」(A.Rousseau)


王道のフランス料理、何とも贅沢な時間を過ごさせて頂きました!


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